共通点

この前、韓国には(朝鮮半島には)伝統人形が無かった、あるいはあったと証明できる資料が無いという話を書いてから、同じ内容を自分なりに少しずつ調べてみました。

韓国のショッピングサイトなどで「伝統人形」で検索してみればわかりますが、いま韓国で伝統人形というと「韓国の伝統服装をした」人形という意味でしかありません。

画像を御覧ください。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

 

こういうのを伝統人形というなら、浅草の仲見世商店街で売っている「日本っぽい」忍者や芸者のマスコットはすべて「日本の伝統人形」になってしまいます(笑

 

 

他に韓国の伝統人形について調べてみると、「外国のオークションで高値で取引される」「人形を家に持ち込むことを極度に恐れた」「人が死ねばその人そっくりに人形を作って一緒に墓に埋めた」などいろいろ意見主張はありますが、全てこれといってソースはありません。海外で取引されているなら国内にも紹介されているでしょうし、墓に入れたなら発掘されたものがあってもおかしくないと思いますが。

 

他には、なにか怪しい(べらぼうに高いお守りなどを売りつける人たちの)サイトが人形関連の情報を載せていることが多かったです。韓国には「動土(ドント)」といって、死んだ人の霊が物や土に住みつくこともあり、特に人形には付きやすいので、そんなものを家の中に入れてはならない、捨ててある人形を家に持ち込んではいけない・・という内容でした。「朝鮮時代には、人形は家の中に入れてはならないものだった」という話も『そっち系っぽい人』のブログで読みました。

ただ、ほとんどが「えっ?家に人形がある?いそいでお守り買って」または「それは大変だグッ(儀式)やって」という結論になるものばかりだし、現代になってからのお化け映画みたいなストーリーをアピールするものが多く、信憑性に対してはパッとしませんでした。

ただ、韓国ではタル(仮面)も、それを使う人が死ぬと一緒に燃やしたという話もあり、タルや人形などを「霊が付きやすいもの」として恐れたという話は説得力があると思いました。

※前の人形エントリーのコメント欄に「韓国ではタルを1回使っては燃やした」という話がありましたが、それっぽい情報を見つけることは出来ませんでした※

 

どちらにせよ、普通に人形というものがあったなら、いくつか残っていそうなものですが。先の画像も、ネットで見つけたソース無き主張らも、共通点といえるものが一つだけあります。それは、「共通点が無い(一貫性が無い)」という共通点です。

バリエーションがあるのは仕方ないにせよ、ある文化が存在したなら、そのバリエーションからは共通する何かを見つけることもできるはずですが。

朝鮮半島で一般的に「人形」とされるものはどんなものだったのか。そういう概念があったのか無かったのか。もしどっかで売ってるなら、買う気はないけど、一度見てみたい気はします。

余談ですが、写真の3枚目は、無理矢理感というか、どことなく「必要以上の美化」を感じてしまうのですが、どうでしょう。

 

 

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