ニュース1が、「北朝鮮が日本を目の敵にしている」というニュアンスの記事を載せました。
「日本に対して特に攻撃的になりつつある北朝鮮の反応は、日本政府が、北米の交渉の問題とされている北朝鮮の人権問題をテーブルに置くため全力を尽くしていることと無関係ではない」、
「米国は、米国本土を脅かすICBMのほか、日本を射程距離に置く北朝鮮の中・短距離ミサイルまで廃棄対象であることを明らかにした」と記事は書いています。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<・・ボルトン補佐官はホワイトハウスで谷内正太郎日本国家安全保障局長と会い、北朝鮮が保有している大量破壊兵器と「中・短距離」を含むすべての弾道ミサイルの廃棄のための両国の協力に合意した。米国本土を脅かすICBMのほか、日本を射程距離に置く中・短距離ミサイルまで廃棄対象であることを明らかにしたものである。
これに対して、次の日、北朝鮮の労働新聞は、日本を狙って「情勢が急変したら平和の使徒のふりをして平壌への道にただ乗りするという日本」、「そのいまいましい企みと悪い癖を捨てない限り日本は1億年経っても私たちの神聖な土地を踏めないだろう」と警告した。
日本に対して特に攻撃的になりつつある北朝鮮の反応は、日本政府が、北米の交渉の問題とされている北朝鮮の人権問題をテーブルに置くため全力を尽くしていることと無関係ではない。拉致被害者問題の解決は、日本の宿願課題であり、安倍総理は、南北首脳会談を控えて訪米しトランプ大統領に拉致被害者問題の議題化を要求したことがある。
いままで国連総会などで北朝鮮の人権問題を強く批判してきたトランプ大統領も4日(現地時間)、北朝鮮で昏睡状態で送還された大学生オートワーム空の親と電話通話を実施し、今回の交渉で北朝鮮の人権問題も扱うという意志を再確認した・・>
http://v.media.daum.net/v/20180507132053704?d=y
人権問題と、日本を射程に置くミサイルまで廃棄対象にしたこと。この二つは、北朝鮮にとってとても「痛い」ことでありましょう。もちろん、韓国にとってもそうですが。
一部で提起されている「米朝首脳会談の事前協議で何か問題が発生したのではないか」とする主張に、説得力が増えてきました。
しかし、マスコミ曰く日本は「蚊帳の外」だったはずですが、いろいろやってますね(笑
※NEW 5月10日発売のVoice6月号に寄稿文が載ることになりました。なぜ韓国の大統領は不幸な結末になるのか?というテーマです。
♨ 著書関連のお知らせ ♨
・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です!
・10冊目「なぜ日本のご飯は美味しいのか」、9冊目「韓国人による末韓論(扶桑社新書)」も発売中です
・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。