京郷新聞が、このような夢のある記事を載せました。
<南北首脳会談で南北関係が急進展、ムン・ジェイン大統領の「朝鮮半島新経済地図構想」が連日話題になっている。構想に含まれると伝えられた北朝鮮内の道路、鉄道、エネルギーなどの大規模な社会間接資本(SOC)施設の大規模な投資の可能性が提起され、いわゆる「南北経済協力事業に関連した株」も株式市場で上限値を記録している・・>。コメントは2000近くが集まっています。
http://v.media.daum.net/v/20180512110021254?rcmd=rn
(ここから「続きを読む」の後になります)
ですが、韓国経済に、主に株価の動きに対し、こんな記事もあります。
<・・このような楽観論に反旗を翻した専門家もいて目を引く。チョン・チャンウォン野村金融投資リサーチセンター長は「韓国の株式市場が低評価されているという主張に実質的に影響を与えるのは、地政学的要因よりも、産業構造の特性と不透明な企業支配構造である」、「もう少し冷静する必要がある」と指摘した。キム・イルグ、ハンファ投資証券リサーチセンター長は「韓半島の緊張緩和だけで指数(株価指数)が20〜30%も上がるとするのは、ただ純真な考えにすぎない」と述べた・・>
http://v.media.daum.net/v/20180511190752584
記事には南北首脳会談後の外国人資金の流入を紹介していますが、5月1日から10日(記事が10日付です)まですべてマイナスです。
この記事にはコメントがありません。
ちなみに最初の記事で京郷新聞は「北朝鮮の地下資源は3000兆ウォン規模」としていますが、2016年10月21日のソウル経済には、こんな記事もあります。
<北朝鮮の鉱物埋蔵量が、知られている量の30%水準に過ぎないかもしれないという見通しが出てきた・・(略)・・鉱物公社が発表した「北朝鮮の資源管理のためのイニシアチブ戦略」によると、北朝鮮は最近、鉱物埋蔵量が確定と推定埋蔵量を合わせて、石炭227億トン、金972トン、鉄47億トン、亜鉛2,800万トン、銅15万トン、マグネサイト76億トン、アパタイト153万トンだ。
(だが)北朝鮮の発表値は、社会主義国の基準に沿った埋蔵量である。これを国際算出基準で再計算した場合、(発表の)12~36%に過ぎないと鉱物公社は判断した。公社は「韓国より鉱物資源の埋蔵量が豊富な北朝鮮の地下資源は統一後、南北が共同繁栄できる重要な財宝とされる」、「ただ、国際基準と比較すれば、北朝鮮が発表したものよりもはるかに少ない可能性もあり、比較分析を通じた正しい認識が必要である」と説明した・・>
http://v.media.daum.net/v/20161021151838093
偶然でしょうけど、この記事にもコメントがありませんね(笑
それに、そんなにあるならとっくに中国が独占しているのでは?な気もします。
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