金正恩氏、急に低姿勢?トランプ大統領に「内心、あなたを高く評価していた」「トランプ方式(非核化)にも期待していた」

北朝鮮が、かなり低姿勢な表現で「返事」をしました。

聯合ニュースの記事によると、北朝鮮は談話を発表し、珍しくトランプ「大統領」と呼称しながら、次のように述べました。

「私たちは、トランプ大統領がどの大統領にもできなかった溶断を下し、首脳対面という重大な事を成し遂げるために努力したことに対して、毅然と内心高く評価していた」

「私たちの国務委員長(金正恩)もまたトランプ大統領と会って良いスタートを切るためにそのための準備に努力を傾けてきた」

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

(最近、北朝鮮の核モデルに新たに登場した『トランプ方式』について)「密かに期待した」

「私たちは、いつでもどのような方法でも向かい合って問題を解決していく用意がある」

http://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=100&oid=001&aid=0010106982

態度がどうなのか、も大事だとは思います。でも、北朝鮮が信用されないもっとも大きな理由は、このように『態度を変える』からではないでしょうか。韓国もそうですけど。

あと、公式に文在寅大統領が立場を表明しました。短いので全文紹介します。

「北米(米朝)首脳会談が予定された6月12日にできなくなったことについて、とても当惑(困惑)で非常に残念だ。朝鮮半島の非核化と恒久的な平和は放棄することも、先送りすることもない歴史的課題である。問題解決のために努力してきた当事者たちの心は変わらない。今の疎通方式では、敏感で難しい外交問題を解決するのは難しい。首脳間、より直接的で緊密な対話で解決していくことを期待する」。

こんなところでも「朝鮮半島の非核化」なのが気になります。言葉のままの意味だといいけど、北朝鮮がこの言葉で何度も「詐欺」を犯してきましたから・・ちなみに、彼がよく口にする「恒久的な平和」は、連邦制統一ではないだろうか、と個人的には見ています。

 

 

※そして、ここでとても大事なお知らせです。※

このお知らせの部分はブロガーというより、著述家として記します。特に「韓国人による罪韓論」を予約された方々、または購入される予定の方々はぜひ読んでください。

執筆のタイミング的に、罪韓論は「6月12日に米朝首脳会談が開かれる」ことを前提にしています。でも本題が「2017年12月の慰安婦合意検証結果発表から2018年南北首脳会談とその後の『日本は蚊帳の外』騒ぎまで」を扱っているので、その内容に米朝首脳会談が直接的に関わっているわけではありません。「米朝首脳会談は失敗して201X年地球は核の炎に・・」とか、「米朝首脳会談が成功してトランプ氏と金正恩氏は結婚するでしょう」とかそんな預言書みたいな内容はありません。

例えとして一つ、「はじめに」から引用しますと、「日本が下手にこの平和詐欺劇に飛び込む必要は無い」とした趣旨で、このような文章があります。<・・四月の日米首脳会談で、トランプ大統領は安倍総理に「北朝鮮との首脳会談で拉致問題を提起する」と明言しました。このように、日本は日本の国益を、日本に必要なことが何なのかを考えて、いまできるやり方で行動すればいいだけです・・>。

本当なら米朝首脳会談がキャンセルされたことまで明記して、いくつかの文章を修正すべきでしょうけど、(まだ扶桑社から連絡はありませんが)いまからの修正は間に合わないと思われます。読み手の方々に失礼なことだとわかっていても、こればかりは本を作るというスケジュール的な問題であるため、対応が難しいと認めざるを得ません。よって、こちらから修正を提案するつもりもありません。真に申し訳ございませんが、「あ、本の発売タイミング的に首脳会談キャンセルはまだ反映されていないようだな」と、ご理解くださるよう、お願い申し上げます。

2018年5月25日、シンシアリーより

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・12冊目、「韓国人による罪韓論」が2018年6月2日に発売予定です。

今回は2018年になってからの出来事、北朝鮮の非核化問題、南北首脳会談のこと、韓国社会の親北化、韓国社会にあふれている市民団体の政治権力化と直接民主主義への渇望、そして慰安婦合意不履行宣言のことなどを扱っております。

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