聯合ニュースの報道です。
<北朝鮮の韓国戦争の米軍戦死者遺体の送還問題と関連してドナルド・トランプ大統領は20日(現地時間)、「すでに今日200体の米軍遺骸(遺骨)を送還してきた」と述べた>。
トランプ大統領は、「我々は、偉大な英雄たちの遺骨を取り戻した」「金正恩が彼の国を偉大にするだろう」とも述べた、とのことです。
http://v.media.daum.net/v/20180621110948908?rcmd=rn
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早くも用意できたもんだ・・って気がします。
テヨンホ氏の「3階書記室の暗号」という本によると、北朝鮮はイギリス側にも「朝鮮戦争の時に死亡したイギリス軍の遺骨です」としながら、「獣の骨」を送って、騒ぎになったことがあります。
<・・ところが(2011年)8月、北朝鮮駐在のイギリス大使が突然(北朝鮮の)外務省に面談を要青してきた。DNA検査の結果、(※2011年5月4日、北朝鮮がイギリス側に送還したのは)飛行士の遺骸ではなく、獣の骨だったという。「めぐみさんの偽遺骨」のせいで既に大きな恥をかいたあとのことであり、私は呆れてしまった。英国にまで詐欺を仕掛けたとは思えなかったが、私は怒りを我慢して、英国側の抗議を板門店代表部に伝達した。
反応は、とんでもないほど落ち着いて堂々なものだった。「DNA検査装置がないのにどうしろというのか。飛行機が撃墜された場所の周辺を掘って遺骨を渡したから、私たちは最善を尽くしたのだ。(遺骨が)本人でないならどうしようもない。遺骨発掘をしていると、獣の骨もたまに出てくるものだ」。
この事実が知られれば、北朝鮮は再び大恥だ。外務省の幹部は、英国にこの事実を公開しないように全ての措置を取れとしながら、落ち着いていられなかった。私は英国大使に再び会って「機関にDNA検査装置がなかったせいでこんなことになった。今回の事件で、両国関係が損なわれないことを願う」と述べた。英国大使は意外に淡々と「北朝鮮が意図的に獣の骨を送ってきたとは見ていない。英国は今回の事件を大きな騒ぎにする考えは無いからあまり心配しないでほしい」といった。「獣の骨事件」は、このように終わったが、私はため息を抑えることができなかった・・>
「英雄」たちの骨が本物であることを切に願います。
※・・年度を修正しました。初稿では「2004年送還」としていましたが、「2004年に要請を受け、2011年に送還」でした。
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