本ブログで2回紹介したことがありますが、韓国の機密業務司令部(旧安保司令部)が朴槿恵大統領の弾劾の時に戒厳令を検討するなどした・・ということで、袋叩きにされ、事実上、機能が大いに制限されました。
文在寅大統領及び与党側は「違憲だ」「国民の権利を制限すること」などと、徹底した調査を主張しています。
ですが、「盧武鉉大統領が弾劾されていた時(あのときは弾劾まではいきませんでしたが)」にも同じく緊急対応を検討していたことがわかりました。
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<・・自由韓国党キム・ソンテ院内代表(院内総務)は1日、2004年3月盧武鉉元大統領の弾劾の時も、機務司が「危機管理文書」を作成したと重ねて主張、国政調査を要求した。
キム院内代表はこの日、国会でイ・ソクグ機務司司令官から、盧大統領の弾劾当時の対応文書についての報告を受けた後、記者懇談会を開き、「当時作成された『対政府転覆の危機管理の段階文書』は、10ページの本文と数十ページの危機リストの添付文書で構成されている」と述べた。彼は「2016年(パク・クネ前大統領弾劾当時)に作成された67ページ分量の実行計画と同様の内容で構成されており、同様の分量と推定される」とした。
また「当時の機務司総合状況室で危機管理手順を3段階から2段階に格上げした」「対政府転覆の次元では、軍事計画を樹立した多数の文書が存在するという点も確認した」と述べた。・・>
自由韓国党は「この件も同じく徹底的に調査してください」としています。
https://news.v.daum.net/v/20180801181935168?rcmd=rn
個人的に、この件、ノさんのもパクさんのも、機務司は仕事をしただけだと思っています。
でも、与党側が応じるはずはありません。「自分に有利なもの」だけが、合憲であり国民の権利であり、正義ですから。韓国社会では。
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