オーマイニュースが、「台湾はなぜ日本に寛大なのか」という記事を載せました。
記者は、台湾には、台湾がが日本の支配下にあった時に台湾のために頑張ってくれた日本人の像があり、日本名のデパートが大通りに普通にあったり、「日本が手伝ってくれなかったら台湾の近代化は難しかったかもしれない」と話す人にも会ったことがある、とします。
オランダとかに対してはそうでもないのに、なぜ日本にはこうも寛大なのか疑問だとしながら、記者はその答えをこう推測します。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<・・彼ら(台湾の人々)は帝国主義時代の歴史の中で、日本だけを例外にしている(反感を持たない)理由はなんだろうか。私たち(韓国)の親日民族反逆者たちが伝家の宝刀のように主張していた「大東亜共栄圏」に、すべての台湾人がことごとく傾倒されてしまったせいだろうか。
そうでないなら、もしかしたら「昔は昔、今は今」としながら不幸な過去の歴史を熱心に消し去ろうとする、正統性のない政権勢力の意図ではないだろうか。
とにかく今台湾人は中国人としてのアイデンティティを強調する一方で、植民地時代、日本が移植された近代化にも大きな意味を置く「二重」の歴史認識を持っているようだ。
きつく言えば、彼らは歴史上一度も自分の国を持ったことがないせいではないかと思う。彼らは、「オランダが支配しようが、明清が支配しようが、日本が支配しようが、それは大した問題ではないじゃないか」と反問するかもしれない・・>
https://news.v.daum.net/v/20180805194800521
私の持論の一つに、「反日思想の中の日本は、『日本は悪い』ではなく、『日本は悪くないといけない』である」というのがあります。何度も書いてきたので、読者の皆さんはご存知でしょう。
まさにこの記事は、その「日本は悪くないといけない」に縛られている、典型的な韓国人の思考パターンです。
しかも、「国を持ったことがない」って・・台湾の親日さが気に入らないからって、「台湾は中国である」という展開にするとは、本当にひどいものです。
国といえば・・朴正煕元大統領が著書にこんな言葉を残しました。「半万年の歴史など全て燃やしてしまえばいい。国らしい国を一度も作ったことが無い」。
♨ 著書関連のお知らせ ♨
・12冊目、「韓国人による罪韓論」が発売中です。
今回は2018年になってからの出来事、北朝鮮の非核化問題、南北首脳会談のこと、韓国社会の親北化、韓国社会にあふれている市民団体の政治権力化と直接民主主義への渇望、そして慰安婦合意不履行宣言のことなどを扱っております。
・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です!
・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。
・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog