首脳会談にあった「相応措置」の件ですが、文在寅大統領が自ら答えましたので、紹介します。
「相応措置とはどのようなものですか」という質問に、「北朝鮮が非核化のための措置を取っていくと、それに合わせて、米国側も敵対関係を終息し、また、北朝鮮の安全を確保しながら、新しい北米関係を作っていく措置をとった場合、北朝鮮もよりさらに非核化措置を迅速にとっていく用意がある」と答えた・・とのことでして。
https://news.v.daum.net/v/20180920201557052
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「相応措置」については、チョン・ウィヨン大統領府安保室長が「終戦宣言を含め、様々な方案を検討する」と話したことがあります。特使団の事実上のリーダーだったチョン氏が適当に答えたはずはないし、文大統領が話した「敵対関係を終息~(以下略」と「終戦宣言」は同じ趣旨のものだと見てもいいでしょう。
そこで気になったのが、軍事合意書のことです。同じくチョン氏の言葉として、「事実上の不可侵宣言だ」とも。敵対関係の終息というのが、これと同じ「米国も敵対行為を完全中断せよ」の意味なら・・・・今回の南北軍事合意書は、「南北で米国に手本を見せてやるろうぜ」という意味で用意したものだったかもしれませんね。
結局は、すべての言葉が「米軍撤収」という同じゴールを目指しているのではないでしょうか。単純すぎる考え方かもしれませんが、それ以外にパッと思いつくことがありません。
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