韓国軍「いままで過小評価されていた」・・急にどうされましたか

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さて、本題ですが・・韓国軍が、今までとはまるっきり内容が違う、「北朝鮮軍は、韓国軍に比べて対して軍事的優位ではない」とする新しい内容の防衛白書を作ることにしました。

なぜそんなことをするのか・・記事から部分引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・これまで反映していなかった陸軍と空軍の先端兵器導入と精密打撃能力の向上、海軍のイージス艦・誘導弾高速艦の導入など、韓国軍戦力を含めて考えるというのだ。ここに武器の数量に加えて、武器の状態と配置場所、脅威と老朽度などを総合的に評価、反映する。国防部は、これにより、北朝鮮軍に比べ、韓国軍の対応能力が過小評価されることが無くなると見ている・・>

https://news.v.daum.net/v/20181011060023402?rcmd=rn

 

客観的に評価するなら別にそれでいい気もしますが・・実は、盧武鉉大統領の任期中に戦時作戦統制権は韓国軍へ移譲されることになっていました。

これが延期また延期となり、朴槿恵大統領の頃、韓国は予定されていた戦時作戦統制権の(韓国軍への)移譲を事実上「無期限」延期にしました。

関連記事を一つ紹介します。

 

<現在、韓国と米国は3つの条件を評価して戦時作戦権返還するかどうかを決定することに合意した状況である。・連合防衛を主導することができるほど韓国軍の中核軍事力が向上 ・北朝鮮の核・ミサイルに対する韓国軍の対応能力 ・韓半島の安保環境の変化だ。

ムン・ジェイン大統領はこれまで、戦時作戦権を迅速に返還しなければならない必要性を強調してきた。戦時作戦権返還の時期は盧武鉉政府当時、2012年4月に定めたが、政権が交代され、事実上無期限延期状態だ。李明博政府の時、2010年6月の韓米首脳によって2015年12月に延期され、朴槿恵政府の時、2014年の韓米安保協議会(SCM)で、2020年代半ばに韓国軍が提案した条件を検討し、戦作権還収するかどうかを検討することで合意し、また延期された。3つの条件は、そのときに出たものだ・・>

https://news.v.daum.net/v/20180628191503966

 

朴槿恵大統領のときの延期は時期を決めていないので事実上の無期延期とされていますが、3つの条件が「時期」という解釈があります。

私は、今回の韓国軍の「いままで過小評価された」主張が、この戦時作戦統制権を睨んでのものではないのか・・と思うのですが、どうでしょうか。

核ミサイルと安保環境の変化は、なにも変わってない、むしろ悪化していますが・・それも文在寅氏なら「変わったことにする」でしょう。

また、記事はこの「いままで武器の数量を単純比較しただけなので、北朝鮮軍が優勢と評価された」ことが、韓国の国防予算を増やす主な理由だったと指摘しています。国防予算を減らすことにもなりそうです。

 

 

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