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チキンチップ(치킨집、チキン屋)。
韓国経済関連で、多分、皆さんも一度は耳にされたことがあるでしょう。
本ブログでも書いたことがありますが、どう頑張っても、結局はチキン屋をやるしかないという意味で「起承転鶏」という皮肉ができるぐらい、韓国ではチキン屋が無数に存在します。韓国のチキン屋の数が、全世界のマクドナルド店舗数と同じかもっと多い、と言われています。
じゃ、そのチキン屋なんですが、どれぐらい利益が残るのでしょうか。あくまで一人のチキン屋さんのデータではありますが、かなり具体的な数値があったので、紹介します。
まさに、色んな意味でチキンな話になります。
(ここから「続きを読む」の後になります)
・「3年前には、チキンを売ると純利益は3000ウォンは残った」
1羽分で、10000~15000ウォン前後の価格になります
・「今では、店の賃借料が33%、人件費が15%、食材の価格が14%は上がっている」
・「スマホアプリや、配達代行などまで含めて計算すると、今は1羽あたりの純利益が1000~1500ウォン程度」
スマホアプリはチキン屋検索などに使うアプリで、登録など店側もお金を払わないといけません。配達代行とは、配達する人を雇うと人件費がかかるため、近くの代行会社と契約したほうが安いみたいので、配達代行を利用する場合が多いそうです
・「1日にチキン100羽を売っても10万ウォン程度の利益しか残せない」
http://www.viva100.com/main/view.php?key=20180416010005923
もっとも驚いたのは、わずか3年前に比べて、利益率が半分~3分の1まで落ちていることです。
この事例の人だけが特殊な場合かもしれませんが、別ソースからだと、韓国のチキン屋の平均収入は月189万ウォンということでして。
大まかに合ってる気もします。
https://news.v.daum.net/v/20131227074805143
「チキン屋」が悪いというより、「チキン屋やるしかない」となると、頭が痛いところですね。
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