戦時作戦統制権移譲後、米軍が韓国軍の指揮下に入ることが決定

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなどスマホでの表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください

10月28日にお伝えした、戦時作戦統制権関連の韓米協議、結果が出たので続報として更新します。

基本的には、前回の報道の通りになりました。

戦時作戦統制権が韓国軍に移譲された後には、韓国軍から司令官、米軍から副司令官を任命して「駐韓米軍が韓国軍の命令体系に入る」形で韓米連合司令部を改変する、ということです。

米軍が他国軍の指揮下に入ったのは、極めて異例なことであり、また戦時作戦統制権移譲の後にも在韓米軍は駐屯するということも合意した、となっています。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

「米軍が駐屯することになった。これで安保の心配もなく韓国は軍事主権を取り返した」というのが、多くのマスコミの報道の核心です。

一部の記事は、2020年より早い時期に戦時作戦統制権が韓国軍に移譲されるだろうと予想しています。

https://news.v.daum.net/v/20181102033814698

 

驚いたのは、2つです。

まず、いま韓米同盟の状態が、とても「韓国軍の指揮下に在韓米軍を置く」に合意できる状態ではないにもかかわらず、すんなりと合意できた点。

もう1つは、戦時作戦統制権の移譲後の在韓米軍の「規模」に関する内容がどこにも見当たらない点です。

 

戦時作戦統制権の移譲は、今の条件だと「韓国軍が十分な安保能力を持ったと判断できた場合」となっています。「十分だ」というのは、在韓米軍の規模に関しても大きな影響を及ぼすと思いますが。

本当に2020年というと、後1年ぐらいしか残っていません。

前にも書きましたが、米軍としては「責任を減らす」方向に動いている気がしてなりません。

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・新書「朝鮮半島統一後に日本に起こること 韓国人による朝鮮半島論」が発売中(9月2日発売、電子書籍版あり)です。

韓国の民族主義、親北主義、民衆史観、そして反日思想の関係について考察し、「朝鮮半島統一前の北朝鮮が日本にミサイルを撃つ可能性より、統一後の南側(韓国)政府が日本にミサイルを撃つ可能性が高い」という、とても残酷な結論を書いた内容となります。

・12冊目、「韓国人による罪韓論」が発売中です。

・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です。

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog