「悪魔を許してはなりません。同じことを繰り返すだけです」

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河野外相が、「日韓関係をどうしたいのか、韓国政府に確認してみるべきだ」と話しました。ニュース1は、この発言を「韓日関係を再確認すべきだ」としています。

<河野太郎・日本の外相は22日(現地時間)、韓国政府の和解・治癒財団解散発表などと関連し、「韓国側は、未来志向とすることができないことを続けている」と批判した。NHKによると、この日、河野外相は取材陣と会って「韓国が日韓関係をどうする意向であるのか、議論して確認しなければならない」と述べた・・>

https://news.v.daum.net/v/20181122203639540

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

私は、「多分、外相として望ましい結果にはならないだろう」としながらも、それでも、一度はそんな議論があってもいいのではないだろうか、とも思っています。

韓国が言う未来志向と、日本が言う未来志向は、意味そのものが違います。

 

日本が韓国に求めているのは「外交」です。たまには喧嘩もするけど、その事案が終わればまたニュートラルに戻る、そんな関係です。

韓国が日本に求めているのは、善悪論です。善が悪を受け入れることはできません。悪が善を一方的に受け入れるべきです。もし受け入れないなら、その悪を絶対に許してはなりません。

 

以下、ソース不明の話をもとに勢いで書いたものですが・・

昔、「神を信じて罪から救いを得たのに、なんで不幸なことが起きるのか」はキリスト教徒たちの素朴で深刻な疑問でした。

その「原因」として登場したのが、「邪魔するもの」、サタン(悪魔)です。ここでいうサタンは悪魔の名前ではなく、悪魔の総称みたいなものです。

サタンが神と人間の間を邪魔している。だから悪いことが起こる。サタンのせいだ、そういう「設定」にしよう、となりました。

 

そんなある日、不運な事故で父を亡くした幼い少女が、「どうしてこんなことになったのですか」と、教会で涙を流しながら祈りを捧げました。

それを見た聖職者が、「サタンのせいです。サタンのせいなのです」と少女を慰めました。

すると、しばらく泣いていた少女が、「神様が私たちの罪を許してくださったように、私もサタンを許します」と言いました。どれだけ悪いやつでも、神様の教えの通り、サタンを許すというのです。

それを聞いた聖職者は、「ああ、私はなんてひどい嘘を言ってしまったのだ」と、教会のもっと上位の部署にこのことを知らせ、「サタンという嘘をさっさとやめてください」と手紙を書きました。

 

しばらくしてから、サタンにはもう一つの設定がつきまとうことになりました。

「サタンは、懺悔しない(罪を悔い改めない)」。

神は、憎い相手でも、相手を許して、その相手のために祈り、判断は神様に任せろ(自分で判断してその相手を罰しようとしてはならない)と教えたけど、サタンは許してはダメだというのです。

なぜか?懺悔しないからです。

許してやってもまた悪さをするに決まっているからです。

そのほうが、「設定」が通りやすいからです。サタンを許すなど、設定の、目的の邪魔になるだけです。たとえそれが神の教えを信じる純粋な心から来たものだとしても、

 

韓国にとって、日本はサタンです。日本が絶対悪でないと困ります。

韓国が望むのは、日本が謝罪することではありません。「日本が謝罪し、韓国は許さない」を望んでいます。それが韓国の言う未来志向です。

この考え方に、日本がもっと気づくきっかけになれるなら・・河野外相がいう「確認」もいいかもしれません。

 

 

 

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