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つい昨日、キム・ヨンチョル氏のことで「トランプ大統領が北朝鮮問題でボルトン氏を起用したことへの対抗措置」と書いたばかりですが・・
今日はハンギョレ新聞が、猛烈にボルトン氏を叩く記事を載せました。
無駄に長い記事ですが、要点は、「ボルトンはチキンホーク(臆病者)だ」というものです。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<・・ボルトン補佐官は、エール大学卒業25周年記念冊子に「私は東南アジアの水田で死ぬのは嫌だった。ベトナム戦はすでに負けたと思った」と、ベトナム参戦ではなく州兵に入隊した理由を説明した。
ボルトン補佐官のような人を、米国では「チキンホーク」と言う。チキンは臆病者、ホークは強硬派を意味する。 1970年米国時事風刺コメディ司会者の言葉だ。 「ベトナムの問題と関連して、私の友人の中で自分自身をチキンホークという人がいる。戦争での勝利を望んでいるが、自分自身を除いて、他の人たちがやってくれという」・・
・・李明博・朴槿恵政府時代、南北関係が悪化した時、チキンホークたちが強硬対応を主導したことがある。李明博政府の天安艦事件、延坪島砲撃事件の時、大統領府の地下バンカーで安全保障対策会議の際、大統領から国家情報院長、与党代表まで、その参加者の中で、国防部長官一人を除いた全員が兵役未遂者たちだった。最近安保を強調するファン・ギョアン自由韓国党代表も、慢性じんましんで兵役免除だった・・>
https://news.v.daum.net/v/20190317093805340?d=y
李明博政府のときの、政府高位公職者たちの兵役免除率は確かに凄いものでした。しかし、それが「だから、強い姿勢を示してはいけない」という論拠にはなりません。
この記事で明らかなのは、「私以外の人たちは完璧であるべきだ」とする、韓国社会特有の主張です。「私の問題はこうだ」を隠すために、「あいつの問題はああだ」を論ずるタイプのことです。他人のパーフェクトを要求するチキンとでも言いましょうか。
いつぞやも似たような指摘がありましたが・・韓国の恥は「かく」ものではなく、「かかされる」もの。他人に恥をかかせると、自分の恥が中和される、そう信じられているのが、韓国社会の恥の概念です。
それに、本記事は「戦わない人たちがいつも憎悪を煽る」という趣旨の内容も目立ちますが・・・それを言うなら、日本と「戦う」ことなく併合され、これといって何もせず受動的な「解放」となった韓国は、どうしてこんなにも日本への憎悪を煽っているのでしょうか。そこが一番気になるところです。
最後に・・この記事、初頭の見出しに「ボルトンは人間のゴミと言われている」としていますが、彼を人間のゴミと言ったのは、北朝鮮の外務省です(2003年)。
これは「専門家または高官」のセリフだから、「事実だから冒涜にならない」としているのでしょうか?
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