「日本の戦略的価値を見誤るな」VS「平和統一の戦略的価値のほうが重要だ」

ツイッター経由でいらした方々、コメント欄や「いいね(曇るね)」ボタンが無いなど、スマホやタブレットなどモバイル機器での表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください

 

ただいま。ちょっと多摩に行って、レナのスタジオ撮影をしてきました。後で写真でも載せます。

この前、マタイ福音書エントリーで紹介した記事と、その記事の批判対象になっている記事、二つの記事をまとめてみました。

韓国の右側の人と左側の人の日本観をよく表しているので、紹介します。マタイエントリーと部分的に重複する内容があります。

まず、右側、パク・チョンルヒ(박철휘)教授の記事です。ニューライト(新保守主義)の人です。

「反日は北朝鮮を利するだけで、韓国には何の利もない」

https://news.v.daum.net/v/20190510000540528

・日本に対する文在寅(ムン・ジェイン)政府の態度を見ると、まるで日本は私たちの敵対国家で、関係を断絶しても何の問題がない迷惑な隣人にすぎないと感じられる。日米同盟が存在する限り、韓米同盟には日本の役割が必要だ。なぜ現政府はそれを認めようとしないのか

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

・北朝鮮とて、日米同盟と韓米同盟を弱体化させるのが容易ではないことぐらい知っている。しかし、日韓の関係は脆い。韓国内に強い反日感情が存在するからである。過去の歴史で日本を強く非難し、「私たち民族だけで」の団結で親日勢力を清算しようと声を上げるだけで、北朝鮮は日本と韓国の関係を簡単に悪化させることができる。北朝鮮のこのような動きは、緻密で戦略的だ

 

・それだけでも北朝鮮は韓国の安保を弱めることができるが、さらに親日だの反日だのと、韓国社会の内部でも対立が激しくなる。北朝鮮としては大いに利をするわけだ

・日米同盟は、日本の防衛だけのための一方的な同盟ではなく、日米両国間の双方向的な同盟に進化している。日本の集団的自衛権行使容認は、日米が東アジアとアジア・太平洋地域を越えた軍事連携を強化することで、両国の同盟を進化させつつある証拠であろう。それに比べ、朝鮮半島に閉じこもっている韓国の戦略的価値は低くなるしかない。日韓の協力を、両国だけでなくもっと広い地域とグローバルな外交の次元で見なければならない理由である

 

 

この記事(パク教授)を名指しして批判しているのが、この前紹介した、韓国長老教神学教学長で韓国基督新聞の論説委員でもあるソ・ホンチョル(서헌철)牧師です。「中央日報の読者として看過できない」としながら載せたコラムです。

「日本だけ利すればいいというのか」

http://www.cknews.co.kr/news/articleView.html?idxno=14368

余談ですが、特定の学校や牧師だけでなく韓国社会全般に言えることですが、韓国ではキリスト教、特にプロテスタントである基督教(キトクキョ)が社会的に強い影響力を持っており、長老教はその最大流派です。特に、韓国では牧師たちが説教(教会演説)中に政治や思想的な話を平気ですることが多く、その内容は信徒たちの考え方に多大な影響を及ぼします。韓国基督教の牧師たちは、反日思想がとてつもなく強いのが特徴です。

 

・パク教授の主張は、まるで、文在寅政府が反日政策をしていて、日本との関係を断ち切ろうとしているようではないか。これは、フェイクニュースだと言ってもいいではないか

・「敗戦した日本は、北朝鮮の南侵による戦争の最恵国で起死回生して金持ちの国となった。したがって、朝鮮半島を永遠に分断状態にするのは、日本だけが利することである。ひょっとして、日本を利するために反共をしようとでもいうのか
・パク教授は、私たちが日本の戦略的価値を見誤っていると主張している。しかし、本当は北朝鮮との平和統一の戦略的価値のほうがもっと高い

・パク教授は、まるで大韓民国の死活が日本との関係にかかっていると言っているようだ。じゃ、日本が「独島(竹島)をもらう」と言うなら、私たちは差し出すべきなのか?

・侵略国日本は同盟になれない。なってもいけない。あらゆる悪行をしておいて、日本は謝罪を拒否している。彼らのために何も文句を言うなというのか」

・しかし、それでも私たちは日本国民を愛している。日本及び世界すべての国家と平和と共存を願う(以下、マタイ福音書は省略

 

いつものことですが、左側は、現政府の対北朝鮮政策に文句を言うのは「親日だ」とします。日本を利を与えるために現政府に文句を言っている、というのです。

右側は、「韓国が選択を誤っている」という指摘はするものの、「そもそも反日そのものが問題だ」という内容は言いません。だから、実用的な側面(安保面など)では右側の主張が説得力がありますが、「わからなくもないが、そもそも問題はそこじゃないよ」としか思えない、今日この頃です。

 

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか~韓国人による日韓比較論~」が2月10日に発売です!韓国には無かった、平等という価値観。それこそが、日本人とお金の間の共存関係に妙な品位を作り出していること、皆さんはお気づきでしょうか。

・新刊「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~ (扶桑社新書) 」が3月2日に発売です!姪の病気の話を聞いたときの、私の「中」の動揺と、そのときに、私が思ったこと。その中で気づいたこと、私が書きたかった「楽」という言葉の真の意味などを考察し、大幅な追記を加えました。他の本に比べて、日本に来て私が感じた「神様」関連の話が多くなっています。

・新刊<「徴用工」の悪心>が、発売中です。韓国で言う「強制徴用問題」は、歴史問題ではなく戦後国際秩序の問題であり、善悪論ではなく国際法の合法・違法で語るべき問題であります。韓国のいう良心とは、日本への悪心(害を及ぼす悪しき心)です。ぜひご一読を!

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog

+152

© 2021 シンシアリーのブログ Powered by AFFINGER5