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「トランプより先に来て」コールが虚しく響く中、北朝鮮(労働新聞)は今日も同じ主張を広げました。米国の承認など必要ない、というのです。
<北朝鮮が、金与正第1副部長を通じて故・イヒホ李女史の弔慰を示した次の日にも、「民族共助」を前面に出して南北宣言の履行を改めて促しました。
労働新聞は南と北が民族自主の原則を確認しただけに(※南北首脳会談の共同宣言のことです)、誰の顔色を気にすることもなく、外部の承認を受ける必要もないと、南北宣言の履行を要求しました・・>
https://news.v.daum.net/v/20190613121331207
(ここから「続きを読む」の後になります)
じゃ、韓国に対して、具体的に何をしろというのでしょうか。
この労働新聞の主張とほぼ同じタイミングで、市民団体「ギョレハナ」が、訪北申請をしました。金剛山観光の再開をアピールするためだ、とのことです。
<対北民間団体である社団法人ギョれハナは、6・15南北共同宣言19周年を迎え、金剛山観光の再開を促す意味で「金剛山訪問申請書」を政府に提出する予定だ。13日、「全国民の金剛山観光再開の声を発表する記者会見」を14日午前11時、政府ソウル庁舎前に開催する」と明らかにした・・>
https://news.v.daum.net/v/20190613114634339
ギョレハナは、釜山慰安婦像の設置団体でもあります。前にエントリーしたことがあります。
北朝鮮が要求していることは、変わっていません。「助けろ」です。「助けてください」ではなく「助けろ」です。韓国に対して、米国との関係を打ち切って、北朝鮮を助けろ、というのです。それこそが「民族共助」である、と。
そのためにとりあえず上がっている案件が、金剛山観光や開城工業団地の再開です。外貨が入ってきますから。しかも「韓国」という「盾」を介して。
韓国が米国を説得できればそれはそれでよし、米国がブチ切れて韓国が孤立すればナオヨシ。
韓国が何もできなくても、北朝鮮が(今以上に)困ることも事実上ありません。
北朝鮮が何もしないと、文在寅大統領は困るでしょうけど。
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