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長期シリーズ(?)になった「輸出規制」エントリー、今日も続きます。
前にも同じ趣旨を書いたことがありますが、個人的に注目していることもありますが、韓国側の日本関連ニュースのほとんどが本件である・・という事情もあります。
今日は(今日も)聯合ニュースが「韓国政府の相応措置」について書いていて・・「日本からの輸入、日本への輸出を規制するなどの案もあるけど、事実上、具体的な話は何もない」とした後、
「それらの案は、そもそも『相応』措置ではない」という意見を紹介しています。
今回の日本の輸出規制はいままで(韓国に対して)便宜を図る制度を適用しなくなっただけで、日本に対して便宜を図る制度が無い韓国としては、『相応』措置そのものが無いという趣旨です。
この手の意見、日本側ではしょっちゅう見ましたけど、韓国の記事では初めて見た気もします。
(ここから「続きを読む」の後になります)
・日本の報復措置を予想し「対応リスト」を準備してきたというのが(※韓国)政府の説明だが、具体的な対応策の言及は無い
・大統領府と政府内部からは、「率直に言って、適当なカードを見つけることは容易ではない」、「結局、外交で解決すべきだ」という言葉も聞こえてくる
・産業界の内外でも「相応の措置」として主要品目の対日輸出を制限したり、日本産の輸入に高い関税を賦課する案が議論されている
・農産物の輸入制限、厳しいビザ発給、送金制限など様々なアイデアが出てくるが、その効果は疑問だ
・キム・ヤンペン産業研究院研究員は「日本の今回の輸出規制措置は、いままでの輸出手続きに便宜を図ってくれたものを、ふたたび厳しくするとしたもので、輸出を禁止したのではない」とし「それに対して(韓国が日本に)関税を高くしたり、輸出制限をするのは、『相応の措置』ではない」と指摘した
https://news.v.daum.net/v/20190707060114214?d=y
私が知っているかぎり、韓国が日本への輸出に便宜を図る制度はありません。すなわち、韓国にとって「相応措置」そのものが存在しなかった、という意味になります。
日本に対してあれほど「報復措置」という言葉を使ってきた韓国ですが・・実は韓国が出している案が全て「相応」ではなく「報復」でしかないとなると、残念なブーメランですね、これは(これも)。
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