韓国「半万年の歴史」・北朝鮮「建国71年目」

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韓国が「1919年に建国した(白目)」と主張しています。1919年時点ですでに政府(臨時政府)が存在していたので、日本による統治そのものが違法占領にすぎないという理屈です。ただ、どうみても、韓国は1948年8月15日に建国したと見るべきでしょう。

じゃ、北朝鮮はどうなのかというと、意外なことに、「建国71周年」です。今日が、北朝鮮の建国記念日です。一般的には九九節といいます。韓国では北朝鮮を「国」としていないので、北朝鮮の政権樹立記念日と呼びます。「政府」樹立と言ってはいけないことになっています。

韓国も北朝鮮も、「反日」を正統性(legitimacy)としています。なのに、なんで北朝鮮は「71年だよ。数えてみればわかるだろうが」なスタンスで、韓国は「1919年だよ1919年だと1948年だというやつは親日派だからね」なスタンスなのでしょうか。

 

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まず、韓国は臨時政府を母体としています。憲法前文にも刻まれています。この部分が憲法から消されたのは、朴正煕氏の時代だけでした(全斗煥政権末期まで)。抗日団体。併合時代というありのままの歴史とは共存できない、まさに「日本の反対側に立つ」スタンスで出来た国が、韓国です。そして、臨時政府の民族優越主義をそのまま受け入れ、半万年の間、単一民族による統治があったと主張しています。

 

じゃ、北朝鮮はどうなのか?北朝鮮も臨時政府とか半万年歴史とか、そんなことを主張してはいますが、韓国ほど大掛かりで、崇拝されているわけでもありません。彼らは「白頭血統」といって、白頭山(長白山)周辺で行った金日成氏とその仲間たちの抗日戦歴を最大の正統性とします。

王政っぽく書くと、金日成氏の親族がロイヤルファミリーで、他の仲間たちが貴族勢力、すなわち朝鮮労働党の幹部たちです。彼らの権力は、基本、世襲となります(普通は、社会主義で権力世襲はNGですけど)。余談ですが、金正恩氏は日本で生まれ育った人の血が流れているため、白頭血統として相応のコンプレックスを持っているのではないか、という指摘もあります(富士山血統、富士山の小枝血統という皮肉を言う人もいるとかいないとか)。例えば、兄を暗殺したことにも、部分的にはそういう側面があるのではないか、と。

 

このように、韓国も北朝鮮も、「抗日」が国の正統性(国家統治の論拠)と直接繋がっています。しかし、北朝鮮は、憲法に「金日成が始祖」としています。金日成氏より前の時代は、いい時代もあったし悪い時代もあったけど(北朝鮮は、高麗を高く、朝鮮を低く評価するのが一般的です)、金日成からの現北朝鮮ほど良いものは無かった。だから「金日成始祖」でかまわない。国の建国も71周年でかまわない、そんなところです。北朝鮮は、少なくとも「日本と戦った」という記録を自慢しているから、抗日という側面において、韓国ほど臨時政府にこだわる必要が無い、という見方もあります。

 

最近の韓国の「NO JAPAN」を見ていると・・韓国人は「抗日」という言葉に憧れていることがよくわかります。ネットでたまに見かける「1919年には負けたが、2019年には負けない」というフレーズもそうです。彼らが欲しがる抗日のやり方は、北朝鮮のそれに近いのかもしれません。

でも、戦時に本当に『抗日』したのは、北朝鮮でも韓国でもなく米国など連合国でしたが・・そこまでは考えないことにしているようです。

 

今日が北朝鮮の九九節です。米国との対話関連で何かコメントがあるのではないか・・と思われましたが、北朝鮮の台風被害が大きく、また五年周期の年ではないので(北朝鮮では、五年目、十年目など、五年周期でイベントを盛大にします)、大したイベントや声明などは無いのではないか、とのことです。

 

 

今日、夜まで更新できません。

夜にまたお会いしましょう(・∀・)ノ

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