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文在寅大統領のお母様であるカン・ハンオク女史が亡くなったことは、多分、読者の皆様もご存知でしょう。実は30日、金正恩氏から文在寅大統領宛に、弔意の文が届きました。
この件、一部の韓国の専門家(?)たちの間では、「これでまた対話モードが始まる」という期待感が膨らんでいました。中には、白頭血統(北朝鮮のロイヤル・ファミリー)が、「実際に会ったことも無い人(カン女史)の死で弔意文を送ること自体、極めて異例だ」という指摘もありました。北朝鮮で白頭血統に「会う」ことは格別なことであると、改めて感じ取れるくだりです。
ですが、その翌日、1日も経たずに、北朝鮮は飛翔体を発射しました。ココまで来ると、「あ、違うな。それはそうか」と分かりそうなものですが・・それでも、「北朝鮮は、カン女史の葬式が終わるまで待ってから撃ってくれたのではないか」という話が出ている、とのことです。
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<・・去る30日、大統領府は、金委員長がカン・ハンオク女史の死去と関連、追悼と慰労の意が込められた弔意文を送ってきたと述べた。弔意文は板門店を通じて国政状況室に、夜遅くに文大統領に届いた。
キム委員長が弔意文を送ったことで、南北の梗塞された局面に肯定的な信号を送ったのではないかという観測が出てきた。しかし、北朝鮮のミサイル発射は、再び私たちを混乱に陥れた。南側に対する北朝鮮の不満は以前と変わらないと解釈することができるからである。
何より、今回のミサイルが午前ではなく、午後に発射された点で、これは対南メッセージではないのかという解釈も出ている。一部では、カン女史の葬儀が完全に終わるまで待ったのではないか、という分析も出ている・・
・・大統領府の関係者はこの日、「金委員長の弔意文に梗塞した南北関係の解消への期待感を持っているのか」という質問に、「他の状況と関連して考えてみると、ちょっと無理がある」と拡大解釈を警戒した・・>
https://news.v.daum.net/v/20191031180552660
そこまでポジティブに考えられるなんて、ある意味では「凄い」ことかもしれません。『凄い』にもいろいろありますが・・なんというか、凄くデリケートです。悪い意味で。
余談ですが、本文の「~。何より、~」はちょっと不自然な文章にも見えます。「しかし」あたりがよかったのでは?内容を急に変えたとか、そんなオチにも見えます。
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