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韓国首都圏地域を対象にソウル市が運営する「TBS交通放送」が、コリアンポリティクス・ヤフージャパン記者(原文ママ)の説明を引用、「2020年にも、日本が謝罪することはないだろう」と報道しました。
そのいくつかの理由が述べられていますが、なんというか、外れというかカラブリというか、そんな感じが半端ありません。まずは部分引用してみます。
<・・今日(3日)tbs「キム・オジュンのニュース工場」に出演したソ・テギョ、コリアン・ポリティックス、ヤフージャパンの記者は、「安倍政権は、韓国で考えている保守よりも右側、極右に近いアイデンティティを持っている」とし「韓国との過去の問題は終わっても、日本は悪いことしていない、謝罪しないというのが基本的な立場」と明らかにした。
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民族問題研究所キム・ヨンファン対外協力室長も「日本のメディアも進歩と保守を問わず、日本軍慰安婦の合意は、過去の終わった繰り返している」とし「ムン・ジェイン政権を反日と烙印を押し、2015年(朴槿恵政権時代)慰安婦合意がを守らなければならないと口を揃えて話している」と指摘しました。
また、ソ記者は、最高裁判所の強制動員判決に触発され日本の輸出報復措置に対応して始まった日本不買運動の効果と関連、「日本に実質的なダメージを与えているものの、政府のせいにしない日本社会の特性上、政策の変化につながることは無い」と言いました・・
・・これ(※ムン・ヒサン案)に対してソ記者は「日本の反応は非常に原則的なものに過ぎず、それ以上でもそれ以下でもない」と分析した。
また「内容ではなく、韓国司法の問題を立法が解決しようとする努力を評価するという意味が敷かれているだけ」、「日本が譲歩しなくても、韓国の譲歩で問題が解決できる兆しが見えてきたと評価している」と明らかにした・・>
http://www.tbs.seoul.kr/news/newsView.do?idx_800=2380129&seq_800=10371852&typ_800=4
ちなみに、「日本不買運動が日本に大ダメージを与えている。でも、日本人は上の権力に逆らわないから、我慢し続けていて、大きな話題にならないでいる」というのは、日本不買運動を擁護する人たちの間ではそう珍しくない主張です。
さて、別に長々と書くこともなく、「関係が『改善』する何の理由もない」が、私の意見です。「関係改善」と聞くと、「えっ、何で?」としか思わなくなりました。日本で暮らしている人なら、誰もが感じているはずです。韓国のネチズンたちに、こんな雰囲気が感じ取れないというなら、1兆歩譲ってわかります。でも、日本関連で仕事をしている、日本で暮らしている人なら、誰もが同じことを思っているのでは。現状が変わる何の理由もない、日本社会は、いわゆる韓国との関係改善そのものを、さほど考えてもいない、ということを。
それに、日韓関係が改善とかそんなフレーズをよく見かけますが、彼らの言う『改善』は、日本が謝罪して一方的に負けることだけです。それ以外には、彼らの言う改善は成立しません。だから、私はそもそも改善とか好転とかの言葉そのものに、拒否感を覚えてしまいます。あえて関係改善という言葉を使うなら、有名なアンケート設問から引用するしかないでしょう。「日本が譲るぐらいなら、関係改善する必要は無い」。
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