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何度か読んでみたけど、どうすればこんな起承転結になるのかまったく分からない記事がありました(いつもそうですが)。ただ、起承転を切り捨てて『結(最後の部分)』だけ見ると、韓国がなぜここまで『日本よ、支援してほしいと言ってくれ』と必死になっているのか、その本心がよく見えてきます。
ハンギョレ新聞の『安倍の永続敗戦』という記事から部分引用します。
(ここから「続きを読む」の後になります)
・日本の政治学者白井聡は<永続敗戦論>で日本が敗戦を否定することで、永遠の敗戦を経験していると説明する。1945年の敗戦後、日本は、米国の東アジア冷戦の基地になって徹底的に屈従する代わりに、植民地支配と侵略を受けた韓国や中国などのアジア近隣諸国への謝罪と責任は回避した。天皇と指導部が侵略戦争の責任を回避することで、「無責任の体系」が作られ、対米従属から抜け出せない永続敗戦の状態が続いているという内容だ
・今コロナ19に対応する安倍政府も同じだ・・(※以下、長々と「安倍はダメだという内容が延々と続く)・・それでもまだ安倍総理は韓国に協力を要請することは消極的である。これに対して思想家の内田樹は「安倍政権の核心支持層は嫌中・嫌韓な人々で、韓国と中国から学ぶことを屈辱だと思っている」とし「このため、政府は、日本独自の感染防止策を実施しているかのように振る舞うために死活をかけている」とした。彼は今の日本を、目の前の危機から免れるに必死な「サル」化していると批判した
・安倍政府は、輸出規制を介してムン・ジェイン政府を屈服させようとした。韓国内でも、日本と適当に妥協すべきだとする声が、親日言論、政治家、学者を中心に広がることを期待していた。しかし、韓国の市民は、総選挙でこれを拒否し、原則に立脚した韓日外交を明らかに注文した
・安倍政府は、輸出規制を撤回し、70年以上も望まれてきた強制動員被害者に謝罪と賠償、過去の責任と直面することこそが、日本が永続敗戦から抜け出す出発点であることを認めなければならない。韓国の防疫成果を謙虚に認めて手を差し出すのが、その出発信号になれるだろう
https://news.v.daum.net/v/20200507171608039
自分の考え方に合う本やその著者たちの言葉を引用するのはともかく、なんでそこから『支援を乞え』という結論になるのか・・・はさすがによく分かりません。でも、2つだけ、確実なことがあります。
一つは、韓国が『防疫関連の支援を、両国の別の懸案にまで繋げて、恩を売るつもりでいる』点。もう一つは、韓国が「永続後頭部出血」から抜け出すには、とりあえず『(国際法を守るという意味での)原則に立脚した外交』を心がける必要がある点です。
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