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2018年の記事をいくつか読んでみました。ちょうど南北がー平和がーと盛り上がっていた頃のことです。平昌冬季オリンピックのこともありました。
国会議員が『金与正氏はご愛嬌あふれるマスコットみたいだ』と話した記事、文在寅大統領が『寒くありませんでしたか(キリッ』、金与正氏が『気を遣ってくださったおかげで、大丈夫でした(笑顔』で和気あいあいな話を交わす記事、韓国側のマスコミが『白頭血統』という言葉を、金与正氏を褒め称える論調で使っていたこと、などなど。
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その中でもやはりもっとも印象的なのは、『日本パッシング』です。日本は蚊帳の外!とかそんな論調の記事です。基本的には「日本よ、パッシングされたくなかったらさっさと韓国に頭を下げるがいい」な論調ばかりでした。京郷新聞の2018年4月4日の記事などが、そうです。外部リンクですのでご注意を。
<・・ジャパン・パッシングは、安倍政権が国内「極右政治」に北朝鮮の核問題を利用したせいで現れた現象だ。対北朝鮮強硬策を固守しすぎで、南北と米朝関係が急進展する動きに、柔軟に対応することができなかったのだ。これを省察しなければ、ジャパンパッシング現象を解消することができないだろう・・>。
特に、鉄道・道路連結は、その経済的利益から、日本が韓国に泣きついてくる要素であり、日本を韓国・北朝鮮・中国の経済圏に従属させることもできるだろう、という話が盛り上がっていました。
前にも紹介したものですが、朝鮮pub(朝鮮日報のオンラインマガジン)に載っていたこの記事が、代表的なものとなります。朝鮮pubが無くなったので、URLは省略します。連載記事「ムン・ソングン弁護士の歴史と法」の2018年5月28日、「韓国にかかっている日本の未来」という記事でした。
<・・昔も今も日本人の生活は韓国への依存度が大きく、今後もそうだろう。そして、これから日本が島国の孤立と疎外から抜け出すためには、私たちに頼るしかない。それでも、日本の一部の政治家たちは過去の歴史の迷夢にとらわれ人類の普遍性と自由と人権の拡大という世界史の流れを無視している。これを直さなければ、日本の未来は決して明るくないだろう・・特に南北交流が活性化された遠くない将来には、釜山から車や電車に乗って、中国やロシアを経て欧州まで行けるようになり、日本は国運をかけて韓国に海底トンネルを作ろうと泣きついてくるだろう。海底トンネルこそ島国の孤立と疎外を破ることができる良い手段だからだ・・>
これが、2年前のことなんだな・・と思うと、なんというか、なるべくしてなった結果とはいえ、妄想って怖いな、としか。そして、最近の「K防疫」というのも、2年後にはどうなっているのだろうか、そんなことを思ってみます。
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