全斗煥政権でも無かった?・・大統領を批判する壁新聞を貼った大学生に罰金刑

ブログ表示に不具合があった場合(ツイッター経由でよく起こります)、リロード、またはここをクリックしてください

 

金正恩>金与正>玉流館料理長>文在寅>大学生の図式が出来上がりました。

文在寅大統領を批判する、と言うか皮肉る内容の貼り紙(壁新聞)を大学内に貼った大学生が、不法侵入で有罪、罰金50万ウォンとなりました。大学側が、「私たちからすると『侵入』ではない」「処罰など望んでいない」と裁判所で話したにもかかわらず、そのまま罰金刑になった、とのことです。

去年11月、D大学内の4ヶ所に、文大統領の政策を批判する内容の壁新聞を貼りました。習近平主席が「私の忠犬、文災害(※文在寅)大統領」、「いいぞ、このまま韓国を植民地にしてしまえ」、「高位公職者犯罪捜査処を設置し、米軍を撤収させろ」、「中国留学生たちよ、韓国で文在寅大統領を批判するものたちを特定するのだ。韓国警察はお前たちの味方だ」などと話す、そんな内容です。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

当時、大学側は、「業務協調の次元」で警察にこの件を知らせ、その際、「これは表現の自由であり、私たち(大学)は一切被害を受けていない」「私たちはこの行為を『侵入』されたと思っていないので、処罰は望まない」と話しました。裁判所でも、大学側は「何でこの問題が裁判所まで来たのか分からない」「通報したわけではなく、警察が『類似な事例があったら知らせてくれ』と頼んだので知らせただけだ」とするなど、明らかに処罰を望んでいないとしましたが・・しかし、犯人の大学生は、違法侵入で有罪(罰金50万ウォン)となりました。

https://news.v.daum.net/v/20200624170114099

 

この件で一つ、興味深いのは、大学内は基本的に開放されているので、全斗煥政権時代にも大学内に大統領批判ポスターなどを貼ったことで有罪となった記録は無いそうです。ここは韓国経済の記事です。

<・・大学キャンパスは、一般人も頻繁に出入りする開放された空間であるうえ、当該大学側も処罰を望まない立場を明らかにしている状況で、有罪判決が出たことで、議論が起きている。

ある野党人士はFacebookを介して、「全斗煥政権時代にも、大統領を嘲笑する壁新聞が大学内に溢れていたが、それが処罰されたことはない」とし「大統領を嘲弄する壁新聞を掲載したことで建造物侵入罪なんて、ありえない」と批判した。

法曹界でも、大学のキャンパスに入った行為を建造物侵入罪とした事例は見つけるのは難しいとの反応である・・>

https://news.v.daum.net/v/20200624093602243

 

記事は、「建造物侵入罪は、建物の管理者の意思に反して建物の中に入った場合のに、罪が成立する」としています。

文在寅大統領、金正恩氏と相性がいいのは知っていましたが・・ビラ(の類)に対する反応も、似ている気がします。いや、しかし・・あの全斗煥氏を超えるとは、なかなかのものですね。

 

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

新刊<「高文脈文化」日本の行間 韓国人による日韓比較論>が発売中(2020年5月31日発売)です!今回は、『日本語』本です。ふと感じた、この国の一員になるために自分自身に必要なもの。足りないもの。その「もの」に関する私の試行錯誤の記録でもあります。

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか(新書版)」が発売中(2020年3月1日)です!借りたお金を返さない心理が、今の日韓関係とそっくりである点を考察してみました。

・他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog

0

© 2020 シンシアリーのブログ Powered by AFFINGER5