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久しぶりに、韓国軍慰安婦関連の記事がありました。しかし、内容は今まで知られているのとほとんど差がありません。
朝鮮戦争のとき、「第5種補給品」という名で韓国軍慰安婦が運用されていたこと。戦闘で手柄をたてると、優先的に利用できたこと。女性の多くは、北朝鮮または北朝鮮側に同調する人の家から強制的に連れてこられたこと。軍の記録、当時の軍艦部の回顧録などでこれらの内容が確認できること。などなどです。
ただ、当時の軍艦部の一人が、「韓国軍慰安婦は日本軍慰安婦とは違う」としながら、「私たちは情が通じ合っていたからだ」と主張する部分があったので、今日、紹介したいと思います。こういう場合の情(ジョン)は、「密かに愛し合っていた」という意味になります。以下、ソウル新聞の記事です。
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<・・キム・グィオク教授(※少なくともこういう資料に出てくる人の中では、唯一、韓国軍慰安婦問題を研究している人です)は、「上級将校たちは、『(※慰安所を利用・運用したことで)私をなぜ日本軍のように扱うのか』と、韓国軍慰安婦について答えなかった。北朝鮮の女性を拉致してきた兵士は、「申し訳ないことだが、私たちは日本人と違って、情が通じあうよ」と弁解した。
別の兵士は「慰安所を利用すれば、すぐ死ぬという噂があって、私は話を交わしただけだと言った」と回想した。高リ・ヨンヒ教授は「実際に私が江陵部隊にいたとき、(※韓国軍)慰安婦に会った。私の人権意識が不足していたせいで、戦争体験談として記録したが、今思えば恥ずかしいことだ」と言葉を慎んだ。
軍当局は、韓国軍慰安婦問題に対する不満を隠そうとしなかった。キム教授は、2002年の調査結果を発表してから、外圧も続いたという。当時在職していた学校を介して、大統領府と国防部は、『静かに研究せよ』と言ってきた。今も軍は、韓国軍慰安婦に対しての口を閉ざしている・・>
https://news.v.daum.net/v/20200625164604134
彼らの言う「情」とは、慰安婦と通じ合ったのではなく、「韓国のことだからそんなの研究するな」という意味だったのかもしれません。どことなく、ネットで有名なフレーズ「韓国に対する愛は無いのか」と似ている気もします。
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