「日本は悪くなければならない」の言語的背景(文春オンライン)

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「かかかかか(なぜかんこくじんはかりたおかねをかえさないのか)」に続き、<「高文脈文化」日本の行間~韓国人による日韓比較論~>の一部が文春オンラインに載りました。恐縮ですが、午後の更新は文春オンラインの記事の紹介で代えさせていただきます。それぞれ、同じ題の記事がヤフージャパンにも載っています。

まず、#1、「なぜ韓国語で会話をする前には必ず「序列」を確認しなければならないのか」から、部分引用します。

<本章でまず紹介したいのは、日本語と韓国語の差、韓国語ではうまく表せない日本語の特徴、特に「敬」に関する話です。

韓国語も敬語が凄く発達した言語です。でも、他人に敬を伝えるために存在したはずの敬語システムが、いまでは、多くの人々を傷つけるようになりました。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

敬の話は、本書冒頭の「神」の話に繫がります。なぜ日本は、これだけ多くの神様が人と一緒に暮らしているのか。なぜ日本には神々が宿り、神国と呼ばれるようになったのか。

それは、人が「敬」において噓をつかないからです。ご存じですか。「神に敬を示します」としながら人への敬を示さない人は、噓つきです。物を大事に出来ない人は、人を大事に出来ません。人を大事にできない人は、神を大事に出来ません。神は、そんな人たちと一緒に住むことを望みません。噓つきと一緒に住みたいと思う人はいないでしょう。だから、神様もそうは思いません。

神と人間の関係は、そこまでかけ離れたものではありません。善悪で二分されていない日本の神様は、特にそうです。人間もまた、同じように二元論的に分けられる存在ではないからです・・>

 

次、#2、<「韓国が善」であるために「日本は悪くなければならない」という発想の言語的背景>です。引用部分はページ4にあります。

<・・「私は偉い」の根拠(※がなかなか見つからないから、そ)の代わりに、他の誰かが「私より卑しい」の根拠を見つけようとするのです。いいや、根拠を見つけるというより、作ろうとする、と書いたほうがもっと適切でしょう。

実は、事例にもよりますが、いじめ問題などにも、似たような側面があります。加害者は、自分より弱い被害者が惨めになればなるほど、自分の価値が上がると勘違いをしています。そして、その被害者が状況を改善するために努力し、立ち直ろうとすると、加害者は恐れをなし、さらに被害者を苦しめます。被害者が立ち直ると、自分(加害者)の価値が下がると思い込んでいるからです。

そのために暴力を用いることもありますが、さすがに日常レベルで使うのは、暴力や何かの策略ではありません。言語です。自分と相手が同時に理解できる、ずっと前からその社会の文化と同居してきた、言語です。加害者は、被害者に常にこう言い聞かせます。「お前はダメなやつだ。お前はダメなやつだ。お前はダメなやつだ」。

「お前はダメなやつだ」というより、実は、「ダメなやつでなければならない」という意味に近いでしょう。そうでないと、自分の階級が下がると思い込んでいるからです・・>

 

 

ちょうど昨日、いつもの書店で在庫げ減っているのを見て(嬉しくて)顔の作画が崩壊したシンシアリーでした。部分的とはいえ、文春オンライン及びヤフーでも紹介され、多くの方々に読まれるようになって、本当に幸せです。次の本は、予定通りなら、いつもの路線に戻ることになると思われます。K防疫と反日思想の関係、とか。熱く頑張ります。ファ(火)はファイトのファ。

 

 

 

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本ブログの拙書のリンク(基本アマゾンリンクになります)は、アフィではありません。目次など紹介のつもりで載せていますので、よかったらお読みください。

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