韓国の国際政治学博士「韓国は民主主義国家だ。国民が望むなら、日本との国交断絶も必要だ」

ブログ表示に不具合があった場合(ツイッター経由でよく起こります)、リロード、またはここをクリックしてください

 

不定期的に、「日本が侵略国家の本性を表した」とする記事が急激に増えることがあります。最近の例だと、イージス・アショア配置の話が出たときには「日本が侵略国家~~~」という記事が増え、取り消しになったときには「ざまあみろ~~~」なニュアンスの記事が増え、今度はまた「北朝鮮を言い訳に日本が軍事大国~~~」という記事が増えました。例の防衛白書の件も重なって、いつもより記事の数が増えた気もします。

まず、中央日報の『北朝鮮を言い訳に、隠していた爪を現した日本・・海兵隊創設に続き空母配備まで』という題の記事、部分引用してみます。ただ、本題はその次に紹介する記事の方となります。

 

(PCの場合、ここから「続きを読む』の後になります)

<・・(※米海軍と海兵隊で構成される「第3遠征打撃群(ARG)」の旗艦である強襲揚陸艦ボノム・リシャール号が火災で大きなダメージを受け早期退役になるかもしれないのに、米国側が大した反応を示さないでいる、という内容の後)こんな厳しい状況で、米国は日本を信じている。日本は2020年版の防衛白書で、ヘリコプター護衛艦「出雲」と「加賀」でF-35Bを運用すると明らかにした・・

・・軍事専門フリーライターのチェ・ヒョンホ氏は、「日本は米国、インド、オーストラリアとともにインド太平洋戦略の核心だ。米国はボノム・リシャールの空白を、日本の「いずも」と「かが」が埋めてくれると期待しているのかもしれない」と話した・・

 

・・駐日韓国大使館の武官を務めたクォン・テファン予備役陸軍准将は、「日本は2003年に武力攻撃事態対処法を作り、敵が攻撃してきた時以外にも、敵の攻撃兆候がある時、敵が攻撃する恐れがある時にも出ていけるようになった(※多分、日本の外に出る、という意味でしょうか)」と話した。彼は「その後、中国と北朝鮮の脅威を強調しながら、日本は専守防衛原則と憲法第9条を弱体化させている。日本が憲法を改正し戦争ができる「普通の国」にならなくても、平和憲法の根幹を無力化する恐れがある」と話した。

爪を見せ始めた日本と、協力しながらも警戒を緩めない知恵が、韓国としては今までより一層必要であろう。>

https://news.v.daum.net/v/20200719050050069

 

 

一応、ここからが本題ですが・・この手の記事で韓国が恐れているのは、日本の「戦争可能な普通の国家」化(いわゆる「日本の再武装」)それ自体でありましょう。ただ、今日は、ちょっと別の視点から書いてみます。韓国は、日本の再武装、というか「日米同盟のさらなる強化」を、「米国が、朝鮮半島の安保を日本に任せようとしている」と思っています。

これを、『日本が、日米韓の枠組みから、韓国を追い出そうとしている』と考える主張もあります。なぜなら、韓国は、「米国はいずれ、日本か韓国、どちらかを選ばなければならない」と思っているからです。日本を敵国だと思っているからこその心理です。にもかかわらず米国が日本を選んで、日本を朝鮮半島周辺の安保担当にするなら、韓国は思い切って米国から離れるべきだ、とも。

これは日本の再武装関連ではなく、去年、ホワイトリスト国家がーと騒がしかった時の、同じく中央日報の記事です。日本の関西外国語大教授で、米国のジョンズ・ホプキンズ大学国際政治学博士でもあるチャン・ブスン氏の書いたものです。

 

<・・大韓民国は民主国家だ。もし国民が望むなら、国交断絶を含めて韓日関係の再確立を摸索する必要がある。しかし、その決断の前に、状況の表面だけでなく、韓日対立の底にある構造的意味が何なのか、代案は何なのか、真摯な悩みが必要だ・・

・・日本は今、韓日関係を根元から再構成しようとしている。韓日米の枠組みから、韓国を放り出そうとしているのだ。それなら、韓国もまた韓日関係だけでなく「1965年体制(※基本条約による現在の日韓関係そのもの)」の代案を模索しなければならない。これが、まさにわれわれが直面した挑戦の実体だ・・

 

・・1965年体制で、韓国は日本の下位パートナーとして国際貿易体制に編入された。対日貿易で赤字が続いていたのは、その結果だった。安保も同じだ。韓国の安保は韓米同盟にだけ依存するものではない。韓米同盟は、韓日米という中間構造、冷戦という巨大構造の下位の要素でしかなかった。

日本が韓日米から韓国を排除しようとするなら、韓国は米国に立場表明を要求しなければならない。もし米国が日本を選択するなら、韓国はいま『米国がなくても自らのちからで安保を守ることができる』とちゃんと言える準備が出来ているのか。そのような決起も無しに、この巨大な戦いで勝利するのは難しい。米国は今後、ますます東アジアでの自分の役割を、日本に委任しようとするだろう。この場合、韓国に選択は三つある。日本、中国、または独自の抑止力確保の道だ。この危機は、いつ来てもおかしくない。構造の亀裂が、相対的に弱い韓日関係でまず表れたに過ぎない。今後の選択の重さを真剣に思い、韓国が進む道を正確かつ緻密に直視しなければならない。未来は、私たちの選択にかかっている。>

https://news.v.daum.net/v/20190808002348640

 

左派側では、「米国が、植民地である韓国を日本に引き渡そうとしている」と表現する人もいます。さぁ・・誰がそんなこと望んでいるのでしょうか。少なくとも本ブログのコメント欄は、「それだけはやめてくれ」というコメントで埋め尽くされそうですが。

 

 

 

拙著のご紹介♨

以下、拙著のリンクは楽天ブックスリンク(アフィ)となります。リンク先は違いますが、すべてDL版(電子書籍)もございます。

・新刊<「高文脈文化」日本の行間 韓国人による日韓比較論>が発売中(2020年5月31日発売)です!今回は、『日本語』本です。ふと感じた、この国の一員になるために自分自身に必要なもの。足りないもの。その「もの」に関する私の試行錯誤の記録でもあります。

「高文脈文化」日本の行間 ~韓国人による日韓比較論~ [ シンシアリー ]

価格:1,650円
(2020/7/17 18:06時点)
感想(0件)

・新刊「なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか(新書版)」が発売中(2020年3月1日)です!借りたお金を返さない心理が、今の日韓関係とそっくりである点を考察してみました。

なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか 韓国人による日韓比較論 (扶桑社新書) [ シンシアリー ]

価格:968円
(2020/7/17 18:10時点)
感想(0件)

・他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog

0

© 2020 シンシアリーのブログ Powered by AFFINGER5