韓国教授「日本を動かせば、対北制裁を緩和できる」

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米中、そして北朝鮮関係でいくつかの著書を書いている慶熙大学のチュ・ジェウ教授が、「亜州経済」に「米国の対北朝鮮制裁を緩和できる方法」を寄稿しました。日本を動かせ、日本を利用しろ、日朝会談を仲裁しろ、日本なら対北制裁を解除してくれる!というのです。

解散~お疲れさまでした~それでは私はこちらですので~・・な気持ちは分かりますが、せっかくエントリーしたのでもうちょっとお読みください。以下、亜州経済からの引用です。

<大統領府は最近、外交安保ラインを一新した。しかし、残念ながら、彼らは日本と協力する考えがない。問題は、現政府が渇望する北朝鮮制裁の緩和と関連して、快刀乱麻に解決できる補助者は日本である・・

 

(PCの場合、ここから「続きを読む』の後になります)

・・私たちの周辺国が日本をどのように認識するかを把握すべきだ。日本の対抗馬として、それら活用することができる。そうしてこそ、彼らに対処する際に、日本をも利用することができる。外交で日本に勝つということは、日本と周辺国を利用して、私たちの国益を最大化するものである・・

・・米国の対北朝鮮戦略では日本の立場が核心である。米国が日本の立場を代弁するように見える理由でもある。米国が強硬な対北朝鮮措置を検討するときにも最優先的な交渉の対象は、私たちではなく、日本だ。先制打撃や2006年以前に制裁を検討した際にも、米国は日本と一番最初に相談した。

 

 

ほとんどの場合、米国の対北朝鮮強硬策を留保させたのは、日本の説得だった。米国に対する日本の意味がこうだから、北朝鮮の核実験の後のUN制裁決議案もまた、日本との徹底した共助で行われた・・

・・政府が望むUN対北制裁の解決の糸口は、残念ながら、政府が最も嫌悪する日本にある。北朝鮮住民のためでも、朝鮮半島の平和のためでも、私たちは日本との外交を避けることができない宿命である。韓半島の平和の仲介者として実利を取る最良の方法は、北朝鮮と日本の外交関係の改善を仲介することにある。北・日関係の改善こそ、日本がUN対北制裁解除の正当性を、米国に説得することができる最高の名分である・・(ソース記事:亜州経済、外部リンクにご注意を)>

 

 

この寄稿文でもっとも面白いのは、実は、引用した部分ではなく、筆者が「私は親日派じゃないぞ」と説明している部分です。教授は寄稿文の途中で、急に「私は親日派じゃない。私の先祖は日本に企業を奪われ家族は潰された。私の父はいつも日本に勝つことを教えてくれた」などと熱く語っています。

随分前ですが、ブログにこう書いた記憶があります。「韓国で日本製家電のレビューを書くには、『私は日本が嫌いだ。独島はウリの領土だ。でも、この家電はいいと思う』というふうに書かないと、レビュー内容と関係なしに叩かれる」、と。それの外交アドバイスバージョンだと言えるでしょう。

 

「私は親日派じゃない」と書かないと会話が成立しない状態で、「日本なら対北制裁を解除できる!」「韓国なら日本と北朝鮮を仲裁できる!」との主張。筆者は執筆中に何かの違和感、拒否感、または矛盾を感じなかったのでしょうか。

そんな韓国だからこそ、2年半前、仲裁とか運転者とか南北首脳会談とか騒いでいたころにも、『南北で一つの民族』以外のことには興味を示しませんでした。特に日本に対しては徹底的に無視で、日本が米朝会談で拉致被害者について取り上げるようにトランプ氏に要請したときにも、韓国では『日本が邪魔している』としか報じませんでした。『外交』は、ギブ・アンド・テイクです。いまになって日本で対北制裁解除・緩和とか、いまさら仲裁すればいいとか、そんなのはただの自己傲慢です。解散~お疲れさまでした~

 

 

 

 

拙著のご紹介

以下、拙著のリンクはアマゾン(アフィ)リンクとなります。リンク先でDL版(電子書籍)も選択できます。


・現在、最新刊は<「高文脈文化」日本の行間 韓国人による日韓比較論(2020年5月31日)>です。私なりの『日本語』本です。ふと感じた、この国の一員になるために自分自身に必要なもの。足りないもの。その「もの」に関する私の試行錯誤の記録でもあります。他のシンシアリーの拙著については、リンク先の内容紹介、または本ブログの書籍紹介ページをご覧ください。ニューコリアは、私の書いた本ではありませんが、ブログを立ち上げるきっかけになった本です。

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