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韓国の一部のマスコミが「東アジア反日武装戦線」を高く評価しつつあるという事実、本ブログでは7月20日にお伝えしました。
「爆弾テロなんていけないと分かっていても、なんとなく分かるんだよねー実は悪い人たちじゃなくてさー被害者なんだよねー日本の良心なんだよねー」というニュアンスの記事が、それからもいくつかありましたが、なんと、4日からドキュメンタリー映画が公開中だとのことです。監督は韓国人で、東アジア反日武装戦線の人たちとは『偶然会って話を聞いたら共感できた』以外にこれといって接点もありません。製作期間などを考えると、今のタイミングで東アジア反日武装戦線を持ち上げるために、前から一部の勢力が動いていたのでしょうか。
JTBCの報道、本ブログとしては珍しく、全訳してみます。
(PCの場合、ここから「続きを読む』の後になります)
<[映画「東アジア反日武装戦線」:三菱は日本帝国主義の核心である。]
50年前、戦犯企業に向けて爆弾を投げた人々は、日本の普通の市民でした。当時、世界を揺るがしたが、今では日本でもほとんど忘れられたこれらの話が、今日(4日)公開されました。
【アライマリコ/映画「東アジア反日武装戦線」:私たちが逮捕された時、マスコミはすごかったです。理念もない爆弾魔だと・・ ]
第二次世界大戦が終わって30年が過ぎた夏。三菱をはじめ、日本を代表する企業の本社に爆弾が相次いで落ちます。国が犯した帝国主義の犯罪が恥ずかしいと、歴史を勉強していた日本の大学生、会社員などが集まって行ったことです。自らを「東アジア反日武装戦線」と呼んだ彼らは、加害の歴史を消そうと努力していた日本社会に衝撃を投げつけました。
【ウチダマサトシ/当時の事件の弁護士:(当時の日本社会では)戦争の問題については、十分でなくてもすでに過ぎた、終わったという認識を余儀なくされました]
映画は、日本社会で無視してきたその時の話を、当事者と学者の口から淡々と振り返ります。これらの日本社会に投げようとした反省のメッセージを十分に示しながらも、方式が正しかったのかについては疑問も投げます。
【オオタマサクニ/民族・植民地問題の研究者:結社の自由がある社会で変革をする手段としては(問題がありました。)]
自らを戦争被害者だとするだけの国で、「私たちは、加害者だ」と声を上げた彼らの姿は、韓国社会にも質問を投げます。
【キムミリェ/監督:私が、被害者の立場で歴史的な認識をしてきたなら、加害者という側面からも振り返ってみる必要があるだろう・・ ](ソース:JTBC、外部リンクと動画にご注意を)>
ここまで言っておいて「爆弾は手段としてはちょっと・・」としたところで、何の意味があるのでしょうか。実際、ソース記事のコメント欄には、「あの時、闘争に負けて、『良い日本人』は日本から全員消えてしまった」とする趣旨のコメントがいくつも目立ちました。
1年か2年前から・・と記憶していますが、文在寅政府になってから、キム・ウォンボンなど、「朝鮮義烈団」を高く評価する流れができました。義烈団というのは、ただ極端なテロによる抗日闘争だけを認めた、暴力主義団体です。そして最近、この東アジア反日武装戦線の話題。2つに共通するのは、爆弾、極端な形のテロであること。そして、日本は悪いと信じて疑わないこと。この2つです。もう数十年前から、テロリストたちを英雄だと教えてきた韓国。その社会の、『理想』の成れの果てである・・そう思わずにはいられません。
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