韓国の国会で、「日本は悪い」系の決議案の話が出てくるのは、そう珍しい話でもありません。ですが、今回は『日本軍慰安婦問題をはじめとする戦争犯罪と反人道犯罪、集団殺害などの国際法上での反人道的不法行為に対する主権免除などの不適用を促す決議案』という、題だけでもすごく長い決議案が発議されました。
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ライトノベルには、必要以上に長くて具体的な題のものが多く、それはそれで面白いと思ったりしますが・・さすがに国会の決議案でこれなら、どこからどうツッコむべきか迷ってしまいます。
この件、この前、本ブログでも紹介した『日本には主権免除など適用できない』とする韓国市民団体側の主張を、国会レベルでサポートしたものだと見てもいいでしょう。まだの方は、過去エントリーからお読みください。以下、毎日経済の記事から部分引用します。
<・・与党圏の国会議員63人はこの日(※14日)、日本政府に慰安婦被害者のための公式謝罪と被害賠償を求める国会決議案を発議した。決議案の公式名称は「日本軍慰安婦問題をはじめとする戦争犯罪と反人道犯罪、集団殺害などの国際法上の反人道的不法行為に対する主権免除などの不適用を促す決議案」である。
「主権免除」とは、国が他の国の裁判で被告にならない国際法上の原則として、日本政府はこれを根拠に慰安婦被害者の損害賠償訴訟に応じていない。決議案を代表発議したチョン・ヨンギ共に民主党議員は「日本政府は、慰安婦問題と戦争犯罪、反人道的な不法行為に対して主権免除を理由に責任を回避してはならない」とし、「今回の決議案を通じ、日本政府は心からの謝罪・賠償をしなければならない」と述べた。
慰安婦被害者支援団体である「正義記憶連帯」の会計不正疑惑の中心にあるユン・ミヒャン民主党議員はこの日、慰安婦被害者追悼の日を迎え、国会で「社会運動としての文化芸術と文化芸術の権利保障」という討論会を主催した。しかし、肝心の討論会現場に本人は姿を現さなかった(ソース記事:毎日経済、外部リンクにご注意を)>。
慰安婦に関する話が、もう一つあります。同じソース記事の前半部ですが、同じく14日、文在寅大統領が「今日は29年前、金学順(キム・ハクスン)さんが被害事実を初めて証言した日、「キムさんの勇気ある証言で、日本軍慰安婦問題は、国際人権法廷を経て、戦争犯罪として規定された」と話しました。
国際人権法廷ってなんなのか、お気づきでしょうか。2000年12月8日から12日まで、日本の九段会館で、昭和天皇を含めた9人を『戦犯』とした『女性国際戦犯法廷』が開かれました。もちろん、これは公式の法廷ではありません。市民団体が主管したものです。文大統領が言ったのは、これのことだと思われます。
さて、もしかして、本当にそうなら・・そのとき、女性国際戦犯法廷とやらに韓国側の検事代表として参加して、決議案の題のような内容を主張していたのが、後のソウル市長、パク・ウォンスン氏です。セクハラ疑惑と同時に自ら命を絶った、あの人です。
余談ですが、「チョン・ヨンギ 共に民主党議員」が、グーグル翻訳で「専用機(チョンヨンギ)が付いている民主党議員」と訳されて、一人で声出して笑ってしまいました。
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