菅総理が文在寅大統領と電話通話しました。ファイナンシャルニュース、聯合ニュースなどは『中国より韓国と先に通話した!』と大きく報道しています。題だけ紹介しますと、聯合ニュース『日菅総理、文大統領と電話会談…中国より韓国を先に』、ファイナンシャルニュースが『菅、中より韓に優先順位を置いた理由は?』などです。
ただ、日本の毎日新聞によると、今回の電話会談は韓国側が要請したもの、とのことです。まずはそこから引用してみます。
<文在寅大統領と菅義偉日本総理の電話会談に関して、韓国側が先に要請したという日本のメディアの報道が出た。24日の午前、毎日新聞は、文大統領と菅総理の電話を控えて、日本政府関係者を引用して、今回の電話会談を韓国側が要請したと報じた。両国首脳が電話会談を調整しているというニュースが現地言論を通じて知らされた際、青瓦台(※韓国大統領府)は『確認してやることができない』という立場を明らかにしていた・・(イーデイリーの記事)>
日本が『中国より先に韓国と通話した』というのが、韓国としては『これで韓国が日米韓の仲間だと認められた』というアピールにもなります。ただ、菅総理の電話の順番は、オーストラリアが米国より先だったということもあり、この順番にそこまで拘るのはどうかな、とも思われます。相手国の都合というのもありますし。
で、文大統領との電話通話内容ですが、今まで確認された内容は、日本人拉致被害者問題、北朝鮮核問題、防疫においての国際共助、などです。そして、ソースは午前11時30分頃のTBSニュースですが、菅総理はいわゆる元徴用工問題などについて『旧朝鮮半島労働者問題などで現在、(※日韓関係は)非常に厳しい状況にある』と文大統領に話した、とのことです。これは、実はかなり意外なことです。
事前には、いわゆる強制徴用や賠償問題、韓国側でいう輸出規制問題などは『多分、議題にならないのでは』という意見が主流でした。あくまで挨拶として、予め両国が同意できる内容だけに絞るのではないか、と。例えば昨日の午後の聯合ニュースも、<・・文大統領と菅総理が初めて直接コミュニケーションを取るものの、葛藤懸案において深みのある議論をする可能性は低いと思われる・・>と報じていました。
このことで文大統領がどう話したかはまだ明らかになっていません。今の時点(11時30分)で明らかになったのは、これぐらいです。後からでも何か分かったら追記いたします。
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