(※金正恩氏の電信について追記しました)朴「空白の7時間」、文「空白の(少なくとも)10時間」

率直に言ってこのネタはもう終わりにしたいところですが、連日トップニュースになっており、もう一度現状をお伝えします。

セウォル号沈没事故のとき、朴槿恵大統領の対処が遅れたことと関連し、「空白の7時間」、「謎の7時間」という言葉が流行りました。どう考えても7時間のロスがあり、そのせいで救助のゴールデンタイムを逃してしまった、というのが当時の反応でした。今回、北朝鮮で漁業指導員が射殺された件、文在寅大統領の『空白の10時間』が問題になっています。いくつかの記事から重要な部分だけまとめてみると、以下のようになります。

 

まず、ヘラルド経済の「米国から情報を受けても状況判断ができず、ゴールデンタイムを逃し、北は射殺命令を下した」という記事です。<北朝鮮が海上に漂流している私たちの国民を射殺し遺体を毀損する間、政府は、独自の監視情報だけでなく、米国側から共有された情報を総合してもなお、状況判断に失敗したことが分かった。特に、北朝鮮が立境者(北朝鮮に入った人)を射殺する恐れがあるという情報も含まれていたが、政府は、北朝鮮が韓国国民を射殺する可能性は少ないと判断していたことが分かった・・>。

 

ニュース1も、同じ趣旨の記事を載せました。<・・私たちの公務員が西海北方限界線(NLL)近くの海上で漁業指導業務中に行方不明になった当時ならともかく、銃撃射殺と遺体毀損の諜報が入手できてから、それを文在寅大統領に報告するまでに10時間もかかり、これを国民に発表したのは諜報を入手してから34時間も後だったのが、主な批判点である・・>。

大統領府は『普通、10時間はかかる』と話しているとのことですが、じゃ、朴槿恵氏の頃の7時間は何だったのでしょうか。

 

 

中央日報も「空白の10時間」を指摘していますが、記事の最後にはこうなっています。

<・・大統領府関係者は、国連演説で終戦宣言を提案したことについて「『事故』があったが、南北関係は続いて堅持されなければならない関係」と述べたが、記者からの指摘に「ただの事故ではなく、反人倫的な行為があった」と訂正した>。どうやら、「事故」としか見ていないようです。

 

そして、エントリー題にもなっている記事ですが、今日、「国軍の日」大統領演説がありました。そこで文在寅大統領は、今回の件はおろか、「北朝鮮」を一度も言及していません。朝鮮日報です。

<文在寅大統領は25日に開かれた「国軍の日」記念演説で、再び「平和」を強調した。北朝鮮の公務員銃撃と遺体毀損挑発の後に開かれた国軍の日の行事であるだけに、文大統領がどのようなメッセージを出すのかが注目されていた。しかし、文大統領の記念辞から、北朝鮮、挑発、蛮行、糾弾のような言葉は一度も出てこなかった。代わりに「平和」という言葉は6回使用された。「コロナ」も4回出てきた・・>

 

そもそも、漁業指導員が本当に越北(自分の意志で北朝鮮に渡る)したのかどうかが、疑問だという指摘も相次いでいます。故人が行方不明になったタイミングでは、潮流が北朝鮮の方に流れる時間帯ではなかった、という内容です。また、北朝鮮で身元を証明するために(北朝鮮からして『使える』人なのかも含めて)越北する人たちは身分証を持参するけど、この人は公務員証などをすべて船に置いたままだった、とも。

 

※追記・・金正恩氏の謝罪文が届いたと、韓国政府や与党大いに鼓舞されています。多分、明日エントリーすると思いますが、ここにも少し追記しておきます。

全文の謝罪表現が、「죄송합니다(申し訳なく思います)」ではなく、「미안하게 생각한다(悪いと思う)」だったことがわかりました。これは、ちゃんとした敬語でもありません。大人が子供に謝罪するときの表現とほぼ同じです。

日本の放送などでは「(韓国大統領府が発表した内容として)非常に申し訳ない」となっていますが、そんな表現ではありません。ただ、これすらも北朝鮮にしては珍しいこと(普通は一切謝らない)なのは、事実です。

 

拙著<「反日」異常事態>が発売中です!ありがとうございます!

拙著のご紹介

以下、拙著の題の部分はアマゾンリンク(アソシエイト)になります。リンクされたページで電子書籍版もお選びいただけます。

・現在の最新刊は<「反日」異常事態(2020年9月2日発売)>です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。本ブログの「反日 異常事態」紹介エントリーもぜひお読みください!

・<高文脈文化 日本の行間>は、私が日本で暮らしながら感じた『日本語』に関する本です。

・<なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか>は、韓国社会の「借りたお金を返さない」心理と日韓関係の現状の類似点を考察した本となります。

他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。ありがとうございます。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください

100+

© 2020 シンシアリーのブログ Powered by AFFINGER5