例のベルリン慰安婦像のことで、茂木外相がドイツのハイコ・マース外相に撤去の協調を要請したことが分かりました。もともとは茂木外相はヨーロッパを訪問中で、ドイツも訪問予定でしたが、マース外相の警護員の1人が新型コロナ陽性となり、マース外相も自己隔離となり、ドイツ訪問はキャンセル、オンラインでの画像通話だけとなりました。今回の要請はフランスから電話通話でのことです。撤去まで繋がるかどうかはまだ分かりませんが、『日本政府の立場と相反すること』と言い切ったとのことで、少なくとも再発防止においては効果があっただろうと思われます。以下、聯合ニュースの記事から部分引用します。
<ヨーロッパを訪問中の茂木敏充 日本外相がドイツに建てられた「慰安婦像(※原文では平和の少女像)」撤去をドイツ政府に要請したことが分かった。
2日、産経新聞とNHKなどによると、茂木外相は1日午後(現地時間)、フランスでハイコ・マース ドイツ外相とビデオ通話をして、両国間の懸案を議論した。
茂木外相はマース長官にドイツの首都ベルリンの中心部に最近設置された慰安婦像を取り上げた後、日本政府の立場と反するものであり、撤去できるように協力してほしいと要請したという。
ポルトガルを経て、フランスを訪れた茂木外相は、ドイツも訪問する予定だったが、警備員が新型コロナウイルス感染症(コロナ19)確定判定を受けた後、マース長官が自己隔離に入る、ドイツ訪問をキャンセルし、電話会談に置き換えた・・>
すぐ撤去という方向性がもっともサッパリしますが、1年時限ということもあるため、ドイツ側がどう動くかはまだ分かりません。ただ、繰り返しになりますが、撤去してもまた建てられる恐れがあるため、重要なのは再発防止です。『この像があれば、日本政府とトラブルが起きる』とドイツ側が認識することが、もっとも重要だと言えるでしょう。そういう観点からだと、早い時期に外相同士の会議でこの件が議題になったのは、相応の意味があるといえるでしょう。
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