「最悪報道」の一つ

朝鮮日報・東亜日報が100周年となりましたが、韓国では「100年間、歴史歪曲してきたことを謝罪しろ」という運動が始まりました。その一環として『朝鮮・東亜の最悪の記事100選』というものが選ばれましたが(笑)、今日は、その中の一つ、併合時代に書かれた東亜日報の1921年3月4日の記事を紹介します。なんで最悪の報道に選ばれたのかはちょっと後に書くとして、まずは部分引用してみます。上下に分かれていて結構長いので、上の中間の部分(前提)と、下の最後の部分(結論)を紹介します。

 

<・・ああ、日本の親友たちよ。私たちに忌憚無く言わせてほしい。日韓併合後、過去10年間、そなたたちは総督府が私たちに何をくれたと思っているのだろうか。一つ目は気持ちの良い緑の山であり、二つ目は立派な道路であり、三つ目は立派な裁判所であり、四つ目は立派な行政官であり、五つ目は立派な産業開発であり、六つ目は立派な教育振興であろう。すると朝鮮の人たちは満足して幸せに思い太平の世を享受しているのだろうか。

在来の韓国の政治が悪なるものだった。政府は腐敗し大臣は闇弱で法律は乱れ財政は貧しく官職を売買し人民を搾取しその生命や財産の安全など無く、教育発達と産業振興など企画することすらかなわず、なにより自由がどんなものなのか、誰にもわからなかった。したがって、在来の韓国政府は暗黒政治で、総督府の政治は文化政治であろう。それはあまりにも極めて当然にそうである。しかし、だからこそ朝鮮の人たちは何の問題もなく暮らしていると思っているのだろうか・・

 

・・斎藤総督は温厚な人であり水野総監は正直な人であり幹部客員が皆、一流の新進である。日本の親友たちよ、そなたたちはこれを自慢しようとするのか。その自慢は当然のことであると、私たちは知っている。中央政府(※日本政府)の人選にいかなる政治的意図があるにせよ、在来の武断政治の失敗を自覚し、それを改革し、朝鮮人民たちの幸せと満足を与えようとする誠意があることを、私たちはちゃんと知っている・・

 

・・日本の親友たちよ、私たちはそなたたちと討論しようとしているわけではない。未来を呪おうとしているわけでもない。ただ衷情を吐き、私たちの苦痛が言いたいだけである。そなたたちは歴史が何なのか政治が何なのかを間違えている。政治とは徒善(実行しようのない善)ではない。養民、安民にあるものだ。歴史は過去の記録ではない。現在に尻尾を振り活動する生き物である。

 

 

すべての間違いの根本は一点に帰結する。他人を『自己の理想』の通りにしようとしてはならない。理想のない政治が盲目政治であると同時に、自己の理想だけ固執する政治もまた盲目政治である。したがって、私たちが望むものは何なのかというと、決して過大な要求ではない。言論集会の自由を徹底に容認し、人権の保障を徹底に施行し、産業上の特別保護を増やすことである・・

・・私たちは切に、そなたたちが政治の義を行い、養民と安民を意図し、その結果が本当に時間の流れで自然と解決することを願う。日本の親友たちよ。そなたたちは東洋平和を思っているのか。私たちはさらに東洋平和の必要を感じている。だからこそ私たちの苦痛をそなたたちに告げたものである。「誠」が天性であることを信じ、衷情をそなたたちに告げることが、無益であるあるはずがない。そなたたちよ、深く考えてみてほしい。>

 

 

迂回的ではありますが、「こんな文句が言えるようになったのも日本のおかげだ」としており(行政、司法、自由などが併合によりもたらされたことを認めている)、最近の反日記事に比べるとものすごい違和感があります。しかし、だからといって「親日記事」なのか?というと、そう言うのも不自然です。1923年時点のこの記事を、「反日記事だ」または「親日記事だ」と一方的に主張する人がいるなら、それは間違いではないでしょうか。

ですが、この記事、先も書きましたが、『最悪の報道100選』に見事に選ばれました。その理由は何か?『2020朝鮮東亜最悪報道100選』というページ(※PDF注意。P16「04」にあります)から、その理由を引用してみます。

 

<・・「日本の友達よ」という連続社説では、私たちの民族を抑圧して収奪した日本の植民地支配を指し、凶悪な者ではなく私たちの友人だとしながら、日本人を「情に厚く、力強い」人だと称賛した。この社説はまた、「(在来の韓国)政府は腐敗し、法律が乱れ、財政が貧しく、官職を売買し~自由が何なのか知らなかった」と厳しく批判し、「在来の韓国政府は暗闇政治、総督府の政治は文化政治」と評価した。総督府は、私たちに「緑豊かな山」「すばらしい道」「すばらしい裁判所」「すばらしい行政官」「すばらしい産業開発」「すばらしい教育振興」という贈り物を与えてくれたと賞賛している。つまり、日本の植民地支配がなかったら、朝鮮は永遠の未開国に残るところだった、そういう意味である・・>。

「自分の理想どおりにしようとするのは盲目政治である」。これを言われるべきは、今の韓国社会かもしれません。

 

 

 

※産経ニュースで紹介されました!(・∀・)ノ※

【編集者のおすすめ】『「反日」異常事態』シンシアリー著

拙著<「反日」異常事態>が発売中です!ありがとうございます!

拙著のご紹介

以下、拙著の題の部分はアマゾンリンク(アソシエイト)になります。リンクされたページで電子書籍版もお選びいただけます。

・現在の最新刊は<「反日」異常事態(2020年9月2日発売)>です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。本ブログの「反日 異常事態」紹介エントリーもぜひお読みください!

・<高文脈文化 日本の行間>は、私が日本で暮らしながら感じた『日本語』に関する本です。

・<なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか>は、韓国社会の「借りたお金を返さない」心理と日韓関係の現状の類似点を考察した本となります。

他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。ありがとうございます。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください

124+

© 2020 シンシアリーのブログ Powered by AFFINGER5