以下、前に紹介したベルリン慰安婦像関連の書簡とは別のものですので、ご注意ください。正義連が国連に送った『助けてくれ』書簡の内容が明らかになりました。韓国と日本の極右勢力が、慰安婦問題のために活動している私たちを苦しめている!日本だけでなく韓国政府にも懸念を表明してくれ、という内容です。「日本が悪い!うわあぁぁぁ」と騒いでいるのは今までと同じですが、韓国内での会計不正問題(後援金問題など)を意識してか、「誇張されたもの」「事実ではない」「韓国政府も慰安婦問題に無関心だ」「日本だけでなく韓国政府にも懸念を表明してくれ」などの内容も含まれているのがユニークです。国民日報の記事から引用してみます。
<日本の右翼団体が国連人権理事会で正義記憶連帯関連の議論に言及し、日本軍慰安婦問題自体を否定する世論戦を繰り広げたと伝えられた。正義連は「慰安婦被害者のための活動が国内外で激しい攻撃を受けている」と、国連に支援を要請した状態だ。
国連人権理事会が5日、ホームページに公開した第45回理事会文書によると、国連事務総長は先月22日、正義連が提出した立場文を回覧した。「慰安婦被害生存者であり人権活動家であるイ・ヨンスさんの去る5月7日の記者会見の後に、正義連が日本と韓国の右翼メディア、極右歴史修正主義者たちから無差別的な攻撃を受けている」という内容が盛り込まれた。日本の右翼団体が去る6〜7月に開催された第44回国連人権理事会に提出した書簡を事例として挙げた。
日本の右翼団体は、その書簡を通じてイ・ヨンスさんの記者会見と正義連に対する検察の捜査を取り上げ、「国連人権理事会が犯罪者にだまされた」と強調した。続いて「これまで慰安婦の女性たちがユン・ミヒャン前理事長の指示に基づいて、自分たちを『性奴隷』として偽装し、国連で偽証し、慰安婦問題を世界女性の人権問題にしてしまった」という趣旨の主張を出した。
また「国連人権理事会は、韓国政府に事案に関する徹底した調査と結果報告を要求しなければならない」とし「国連内人権機関が慰安婦問題についての事実関係を再調査してほしい」と要請した。
正義連は、書簡で「日本の歴史修正主義者たちは、日本軍性奴隷問題を歪曲して攻撃するためにこのような状況を利用している」とし「ささいな会計ミスを『腐敗』『横領』と歪曲し、正義連の活動を非難している」と指摘した。正義連は「これまで提起された疑惑は事実ではなく、誇張された部分がある。慰安婦問題の根本的な責任は、日本政府にある」とし「彼らは2015年の韓日慰安婦合意などを通じて、法的責任を回避しようとしており、韓国政府も被害回復のために積極的に出なかった」と反論した。
続いて、過去国連が日本政府に慰安婦被害回復のための努力を勧告したことを挙げ、「慰安婦被害者たちのための活動への攻撃と関連し、韓日両国政府に懸念を表明してほしい」と要求した>
慰安婦像のことと言い、何かあれば国連に書簡送るのでしょうか、この団体は。そもそも『些細な会計ミス』なら、韓国で検察が動くこともなかったでしょうに。そんなに「うちは何の問題もない」と言えるなら、早い段階でユン・ミヒャン氏が国会議員職をやめて、捜査に応じるべきでいた。
しかし、そのユン・ミヒャン氏を守るために与党側が結構無理をしたはずですが・・いざ正義連は「韓国政府にも問題がある」というニュアンスの書簡を国連に送っていたとは。これはこれで後頭部案件かもしれません。
※産経ニュースで紹介されました!(・∀・)ノ※
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