以下、本エントリーでは「冷遇」と訳していますが、原文では「忽待(ホルデ)」です。おろそかに待遇する、という意味です。去年には、「日本が冷遇した」という題の記事が目立ちました。5月に韓日議員連盟が訪日したときにも、6月にはG20で日本を訪問した文大統領が、小雨の中、屋根のないタラップを使ったことで(実は姿がよく見えるように韓国側が要請したことです)も、8月に日本の防衛白書の「安保協力」関連で韓国の順番が後になった時にも、日本が冷遇したーホルデホルデという記事が載りました。・・・そして、それから1年。韓国日報に「日米中が韓国を冷遇している」という記事が載りました。以下、部分引用してみます。
<米国を含む韓半島周辺主要国の外交の優先順位で、韓国政府が押し出されている情況が続々と捕捉されている。米国と中国からは圧迫だけでなく冷遇までされて、日本の冷ややかな態度も相変わらずだ。友邦である米国との関係が揺れ、あちこちで破裂音がし、韓国の外交は「真空」状態に陥ったと言われている・・
・・特に、SCM(※昨日お伝えした件です)で慣例的に行われた両国の国防長官の共同記者会見も、米国の拒否でキャンセルされ、冷遇されたという議論が避けられない。米国側は「大統領選挙を控えた敏感な時期」という理由だとが知られたが、同盟国長官に対する外交欠礼というのが内外の評価だ・・
・・先にマイク・ポンペオ米国務長官が訪韓を延期したことからも、韓国に対するトランプ政府の冷ややかな雰囲気が検出されていた。日本と韓国を歴訪する予定だったポンペオ長官はトランプ大統領の新型コロナウイルス(コロナ19)感染が確認され、日本だけ訪問した。ソ・フン青瓦台国家安保室長が13〜16日にワシントンを訪問したのは、韓米間の気流が尋常ないと見た内部の判断からだと思われる・・
・・政府は、米中の間で国益を最大化するという立場だが、自分の価値を高めるどころか、かえって両側から冷遇を受ける結果だけ生んでいるという指摘も出ている。実際、ポンペオ長官の訪韓が延期されると、これを牽制しようとしていた王毅 中国外交部長も突然、訪韓を先送りした。「両方から無視された」という話が結構聞こえてきた。外交情報筋たちの間では「中国は、『韓国程度なら、いつでも訪れることができる国』と思っている」という評価も出ている。
韓国が惜しくない(※『韓国に遠慮しない』『韓国を大して必要としない』)のは、日本も同じ雰囲気だ。日本は強制徴用判決による日本企業の韓国内の資産現金化作業を中断しなければ、菅義偉総理が訪韓できないという立場を伝えてきたという。年末、韓中日首脳会談のソウル開催で、孤立感を脱皮しようとしていた韓国政府の計画にも支障をきたすしかない状況だ・・
・・国策研究機関の専門家は、「日本や中国との外交的緊張感が強まった時に持ちこたえることができたのは、外交的根幹が韓米関係にあったからだ。しかし、同盟関係が緩んでしまい、外交孤立感が強くなっている」と憂慮した>
ドラクエの「ミナデイン」という魔法名が、個人的に好きです。デイン系という雷系の魔法は、デイン、ライデイン、ギガデイン、そんなふうに進化します。そして、皆で力を合わせる「ミナデイン」という強力な魔法もあります。いかにも日本語ならではの良さだな、と思いました。
ホルデはどうなるのでしょうか。ホルデ、ライホルデ・・いまは「ミナ ホルデ」まで来たようですが、次は何でしょうか。
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