1938年「朝鮮工業の数字的検討」

1938年に東亜日報にシリーズ連載された「工業朝鮮の数字的検討」をざっと読んでみました。20回も連載されており、しかも、例えば「~の10社である」と書けばいいものを、ご親切にその10の会社名を一々書いてくれて(笑)、無茶苦茶読みづらい記事でした。ちゃんと読んだとは口が裂けても言えませんが、大まかな概要を紹介したいと思います。

 

・朝鮮の工業は飛躍的な発展を遂げている

「昭和11年の朝鮮の工産額は7億3千8十万ウォンで、昭和10年より2割増えている。5年前と比べると3倍となる。特に5人以上の職工を雇っている工場が1年に200ヶ所近く増え、昭和11年に5,927ヶ所もあった。雇用されている従業員総数も、188,250人(前年比11%増)である」

 

・しかし、朝鮮人が運営する工場の場合、甲や乙の工場(※「甲乙丙丁」はランク付けで、甲が大きい工場のことです)は少ない方で、しかも、甲や乙の工場の殆どは紡織と化学(ゴム)関連である

「甲級の工場はほとんどが三菱や三井など財閥系の企業のもので、総数は90。朝鮮人の経営する甲級工場は12ヶ所である。乙級は総125、朝鮮人工場が28。丙級は総数238で朝鮮人経営工場は91。丁級工場は5422ヶ所あるが、そのほぼ全てが朝鮮人が経営するものであり、比率を出す気にもならない」

「朝鮮人の経営する工場は、甲・乙級では少ないが、紡織やゴム工業ではかなり進出している。丙級では、食料品工業のものが多い」

 

・朝鮮の工業がなぜ零細化しているのか、そして何故こんな好況に低迷、倒産するところが多いのか

「朝鮮は古くから農業をメインとし、工業に関心が弱い。しかも、新しい文化にも遅れを取ったせいか、工業技術だけでなく事業経営のための知識も、実際の経験も、大いに足りない」

「朝鮮人が経営する工場は、比較的に、一時的な利益にだけ盲従して運営されるものが多い。無定見で、非現実的である。低迷、または倒産が多いのも頷ける」

「国家の振興策も重要ではあるが、まずがお互いに扶持し、保護し合うための工業組合を作るなどの自衛策が絶対的に必要であろう。しかし、朝鮮ではそのような組合が極めて一部でしか存在せず、有るとしても、ちゃんと機能していない。これといった団結や統制が効いていない」

 

・日本より遅れているのは当たり前だとしても、総督府は現状を把握していた模様

「総督府もこのような問題点を把握し、近いうちに朝鮮工業組合令が出されるという。また、工業教育機関の拡充・新設に努力しており、今年から将来有望な零細工場への支援金を従来の2倍に増やし、共同作業所の設置を増やすために27つの団体にも補助金を交付してある」

 

 

以上です。いまでも、「自営業が多い。しかし、多様性が無い」と呼ばれる韓国の店。そういう側面においての社会的機能が、1938年にも弱かったのかな・・記事を読みながら、そんなことを思いました。

 

 

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