朝鮮日報が、『日本がナイジェリア候補を支持している証拠』(なニュアンス)を記事にしました。まるで、日本が何か犯罪でも犯して、韓国が証拠を見つけた、そんなニュアンスです。日本は日本の意志で支持する候補を決めたでしょうし、そもそも「証拠」が必要な件なのか、それからしてすでに尋常な記事ではありません。余談ですが、聯合ニュースも同じ趣旨の記事を載せています。珍しいもの見たさに、以下、朝鮮日報の記事から部分引用してみます。
<世界貿易機関(WTO)事務総長選挙でユ・ミョンフイ産業省通商交渉本部長と競合しているナイジェリア出身のンゴジ・オコンジョ・イウェアラ候補が、日本の総理に向かって、「真のリーダーシップ」という賛辞を送ったことが分かった。日本は今回の選挙で「反・ユ ミョンフイ」キャンペーン」を行ったことが分かった。
イウェアラ候補は最近Twitterで、2050年までに「無炭素社会」に行くという菅義偉首相の計画に言及し、これを「真のリーダーシップ(true leadership)」と表現した。また「日本は今、グリーン成長のための機会を握った」とも賞賛した。先に日本政府は、「支持する候補を言わない」としたが、日本がナイジェリアの候補を推していることを示す情況が現れたのだ。
先月発足した菅内閣は、ユ本部長が次期WTO事務総長になるのが、日本の世論と国益に良くないという判断を下したという。ユ本部長は、日本が昨年徴用賠償判決に対する報復措置として輸出規制を取ると、これをWTOに提訴する責任者となったが、今後の日本の不利益になることがあると判断したものである。特に、私たちの政府が力を入れた欧州連合(EU)が、ナイジェリアの候補支持を選択したことには、日本のロビーが一定部分、作用したものと思われる。このため、外交情報筋の一部では、「昨年、政府や与党が主導した反日がブーメランになって返ってきた」という話も出ている・・>
そのツイッター、27日からありました。これですね。<Congrats to Prime Minister
@sugawitter of Japan on his commitment to net-zero emissions by 2050. This is true leadership on the #RacetoZero. Japan will now need to set out ambitious 2030 targets to grasp opportunities of #greengrowth(イウェアラ氏のツイッターより)>。どう見ても「あなたの環境関連政策は素晴らしい」というふうにしか見えませんが。
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