文政府の「脱原発」、ソースは映画だった?

韓国の月城(ウォルソン)原子力発電所1号機の早期閉鎖に関して、再び問題が起きています。文大統領の脱原発政策を後押しするために、わざとその性能評価を低く出したというのです。監査が始まると、産業部の公務員たちは大統領府に報告した資料を含め、400個以上のファイルをPCから削除しました。そもそもこの月城原子力発電所1号機、大きな事故があったわけでもないし、2015年には周辺住民たちとの話し合い及び住民への支援なども済んでいたのに、2018年に文政府になったとたん、閉鎖となりました。当時から『なんで』閉鎖になったのかが、疑問とされてきました。以下、中央日報の記事から部分引用します。

<<・・(※月城原子力発電所性能及び価値評価に関わった)当時の産業資源部公務員たちは、監査院が監査に着手したと伝わると、関連証拠資料と、大統領府に報告した資料など444個のファイルを削除したことが、監査院の監査結果、明らかになった。

他の人たちのの目を避けて、日曜日の23時40分に事務所に入って、コンピュータのファイル名を変更した後に削除するなど、回復不能の状態に証拠隠滅したことが分かった。監査院は資料の削除など、証拠隠滅した公務員を懲戒するよう要求した。

「緑色原子力学生連帯」は、月城1号機の早期閉鎖に関連した疑惑を、公正に捜査てほしいと要求した。チョ・ジェワン(30)緑の原子力学生連帯代表は「公正な捜査を妨害している共に民主党と与党関係者の、検察への圧迫を糾弾する」とした・・>>

 

この件、検察対政府の長き戦いにおいて、検察側に残された数少ない勝負どころでもあります。検察がこの件を捜査すると発表し、与党と野党の間で激しい舌戦が展開されました。与党側は『なんでチョグクと原電だけこんなに素早く操作するのか(イ・ナギョン代表)』『検察は政府政策を捜査してはいけない。これは国政介入だ(キム・テニョン院内代表)』などの主張が出て、野党側は『じゃなんで4大河川整備計画を捜査したのか』と反論するなど、全般的に、もう「原発はどうでもいい」の喧嘩モードです。この部分はCBSノーカットニュースです。

 

 

そして、TV朝鮮はこの件で、『まさかこれだけではないだろうけど、文在寅政府の月城原子力発電所閉鎖のソースは映画』と書いています。確かに、まさかとは思いながらも、絶対違うとも言えないようなそうでもないような・・文在寅大統領は、演説でも東北大震災と関連、日本の市民団体が出した『原発事故による死者数』をそのまま発表し、日本政府から反論を食らったことがありますので。該当部分だけ引用して、終わりにします。

 

<<・・経済性もあり、安全性もあり、地域住民問題も解決済みだったのに、現政府は何を考えて、月城原発を早期閉鎖したのか、疑問です。巷に、ムン・ジェイン大統領が原発事故を題材にした映画「パンドラ」を見て、脱原発を決心したという話もあります。実際、2016年12月18日、釜山の映画館で「パンドラ」を見て、文在寅氏は言いました。「釜山市民は、枕元に、いつ爆発するかわからない爆弾を置いてるようなものです。パンドラの箱を開けてはならないのではなく、パンドラの箱そのものをすべて無くすことにします」。

何より、原子爆弾と原子力発電の違いを見落としたようです。核爆弾は核分裂を、文字通り爆発的に利用する高濃縮(ウラン98%)原子炉を使うのに対し、電気を生産する原発は低濃縮(ウラン2〜3%)の原子炉を使います。さらに月城​​原発1号機は重水炉であって、割合が0.7%水準の天然ウランを使用します。この二つを同じだとするのは、合理的ではありません。また、映画「パンドラ」は、原子力発電に対する理解が不足しているという評価が支配的でした。ムン・ジェイン大統領が、映画一本で国家の重大事を決定したとは思っていません。だからこそ、なぜ月城原発を閉鎖したのか、疑問しかありません・・>>

 

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