『韓国は世界指導国』の人、『日本は根拠なき優越感が強すぎる』をテーマに討論会を主催

姜昌一(カン・チャンイル)氏関連エントリー、もう一つ行きます。駐日韓国大使に内定された、カン・チャンイル氏。北方領土の国後島を訪問し日本政府から猛抗議されたり(これについては姜昌一 北方領土で検索してみてください。ちょうど、武藤正敏さんが大使だった頃のことです)、韓国国会の独島領土守護特別対策委員会の委員長として『教科書検定結果を取り消せ』と日本に要求する決議案を上程したり、数々の反日発言を行ってきた人です。特に、韓国政府に対して「なぜ日本に対していつも低姿勢なのか」と、もっと強い対応を要求してきました。これらの活動は、2011年頃に特にひどかったです。

昨日、カン氏の『日本は折れつつある。韓国は世界指導国』という発言を紹介しましたが、調べてみたら、去年には『日本は韓国に対して根拠なき優越感が強い』というテーマの討論会を主催したことが分かったので、そちらを合わせて紹介します。

 

以下、ニュースフリーゾーンというネットメディアからの引用で、去年8月のものです。

<<カン・チャンイル議員は、イ・ジョンゴル議員、弘益財団(理事長ムン・チウン)と一緒に、「植民地主義歴史学批判と展望2019カンファレンス」という名の国会討論会を8月23日、24日、主催する。日韓関係が悪化している状況で、韓日議員連盟会長として、問題解決のために積極的な活動中のカン・チャンイル議員は、「現在の状況を歴史的な観点から振り返ってみる必要がある」とし、「日本の韓国に対する歪曲された認識の歴史認識を分析し、これを克服できる方案を見つけるために知恵を合わせよう」と討論会の趣旨を説明した・・

 

・・今回の討論会は、日本の独島侵奪、朝鮮半島支配のための操作された任那日本府説関連の発表と討論、中・高校教科書での韓国に対する誤った歴史的記述と、日本の根拠のない優越性の問題を深く扱う予定である。最近、日本が韓半島侵略と支配を、政界とマスコミ、軍隊、政府系学者を動員して正当化させる行為が継続されており、これらは非論理的であり、根拠が不在した内容なのに、日本の小・中・高教科書にそのまま書いてあるのが実情である・・>>

 

 

他に、2011年3月30日のチェジュの声というローカルメディアの記事を紹介します。カン氏は、チェジュ(済州島)の国会議員でした。

<<国会独島領土守護対策特別委員会委員長であるカン・チャンイル議員は30日、国会政論館で記者会見を開き、日本政府に向けて独島を日本の領土と歪曲記述した中学校社会科教科書検定の承認を撤回するよう要求した。カン議員は声明の中で「日本の度重なる独島領有権の主張は、大韓民国の領土主権を侵害する明白な挑発行為であり、韓日両国の友好と信頼関係の根幹を崩し、両国の未来の関係に大きなマイナスの影響をもたらす行為」と規定した。

カン議員は続いて「大地震の被害を助けようとした私たち国民の募金など、せっかくの和解の雰囲気に冷たい水を差し、韓国国民の友情を裏切る妄動を直ちに中断し、相互理解と真の共生の時代に進むことを望む」と述べた。

彼は、日本政府が「教科書執筆時に隣国に配慮する」と国際社会に約束した「近隣諸国条項」を遵守するよう促した後、韓国政府にも断固たる対処を注文した。

独島特別委は4日午後3時、全体会議を開き、首相室、外交通商部、教育科学技術部、国土海洋部、文化財庁など所管省庁の対応策を確認し、日本政府の独島領有権主張糾弾と黒の承認の即刻撤回を促す決議案を採択する予定だ(※この後、採択しました)>>

 

大した『日本通』です。この人を日本大使に選ぶのは韓国の権限ですから、仕方ない側面もあります。しかし、一部ではありますが、『日本通(または知日派)を前面に出した関係改善の意志』などという浅はかな期待の論調だけは、やめてほしいと思います。その日本通なんとかが、「いたい」の「痛」で終わったのが、これで何度目ですか。

 

 

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