韓国、「醤油独立万歳」「日本式醤油を食べると癌にかかる」

韓国では醤油のことを「ガン醤(ガンジャン)」といいます。ガンは韓国語で『味の具合』という意味があります。何かの漢字から来たのではないか、という説もありますが諸説ありなので、辞典とかでもガン醤とします。本エントリーでは日本語訳として「醤油」のままにします。

韓国の伝統醤油は、発酵させたものです。衛生的な問題、匂いがよくないなどの理由で、戦後には日本式醤油が圧倒的に普及しました。韓国のいっぱんてきな食堂、家庭で使うのはほぼ日本式醤油で、韓国では「酸分解醤油」といいます。ですが、最近、韓国で「日本式醤油は発酵させないから醤油ではない」「酸分解式(日本式)醤油を食べると癌にかかる恐れがある」などの、根拠の乏しい主張のもと、酸分解式醤油を拒否する動きが出ています。ある商品は伝統醤油方式で作られたとしながら「醤油独立万歳」というラベルを使っています。

朝鮮日報が、「これは全て、『類似科学』にすぎない(科学的ではない)」としながら、記事を載せました。どうやら、発がんの心配があるのは韓国伝統醤油の方のようです。以下、朝鮮日報から部分引用してみます

 

<<・・「醤油独立万歳」「酸分解醤油は日本植民地の遺産」。光復節の後、醤油協会主催で「酸分解醤油追放キャンペーン」が開かれた。酸分解醤油は、発酵を経ていないので「醤油」ではなく、発がん可能性物質まで含まれており、退出しなければならないという主張もあった。

「酸分解醤油=日帝残滓=発ガン物質」というレッテル貼りに、女性、地域インターネットコミュニティは熱く反応した。「なぜこのようなものを作るのか」「伝統醤油を売る店だけ利用しないと」。すでにソウル市など地方自治体と公企業は、各家庭での伝統的な醤油作りや、伝統醤油保管のための場所を設置するための予算を支援している。

「身土不二」「私たちの体には私たちのものがいい」という「疑似科学」は、もう、真理になった・・

 

・・イ・ドクファン西江化学・科学コミュニケーション名誉教授に会った。イ教授は、「醤油論議」に反論するのは非常に難しいという。

(朝鮮日報)「なぜ難しいのか」

(イ教授)「(※議論自体が)非論理・無論理だから、科学で突っ込むのが難しいという意味だ」

 

(朝鮮日報)「 酸分解醤油、化学醤油という言葉を聞くと不愉快なのは事実だ」

(イ教授)「タンパク質はアミノ酸に分離されてこそ味が出る。酸分解は、タンパク質を分解する代表的な技術である。日本がこの原理を醤油に適用した。全世界のソース類で使われている」

(朝鮮日報) 「そのプロセスに塩酸が入るという事実を、イ・ヨンドン氏など食品専門PDまで前面に出て『暴露』したりした」

(イ教授)「発酵を介してタンパク質を分離するのが伝統的な醤油製法である。酸分解は、塩酸でタンパク質を破るものだが、速度が速く、大量生産にも向いている。用語に騙されてはいけない。胃酸にも塩酸が入っている。塩酸に水酸化ナトリウムを同量混合する水と塩化ナトリウム、すなわち塩水に変わる。これが中和だ。塩酸と水酸化ナトリウムという単語だけで毒性がどうとか言われても困る。これは中学生でも分かるのではないかな」

 

 

(朝鮮日報)「その過程で3-MCPD(モノクロロプロパンジオール)と呼ばれる発ガン物質が出てくるというが」

(イ教授)「豆の中の脂質が塩酸と会えば、生成されることもあるだろう。高温で生成される。温度を下げると減る。パン、チーズ加工食品、ドーナツ、クッキー、ティーバッグ茶でも確認された。IARC(国際ガン研究所)分類では、この物質は、2B群に属する。動物実験で発がん性が確認されたが、人体実験では確認されていないという意味だ。パンや茶に入った3-MCPDの数値が高い。だからより危険だという意味ではなく、それだけ広く食品に含まれているという意味だ」

 

 

 

(朝鮮日報)「(韓国の)伝統的な醤油作りは発酵熟成を経るから、より安全ではないだろうか」

(イ教授)「伝統という言葉の幻想である。発ガン物質は、『長期間、繰り返し露出』されると、危険性が大きくなる。さらに恐ろしいのは『神経毒性』である。しばらく前に、(※韓国の)伝統醤油30品目でアフラトキシン菌が検出された。毒性が強く、人に対する発がん性も確認されたIARC1群の発癌物質である。この菌は、空気中をさまよい、味噌玉麹(※韓国の伝統醤油は、味噌玉麹を食塩水に入れ、発酵させて作ります)を汚染させる。無菌施設を備えた工場で作る醤油の類(※酸分解式醤油など)では全然出なかった。どちらがもっと危険だろうか?」・・>>

 

 

韓国で言う「ジャン(醤)」にはいろいろ種類がありますが、一般的に店で「醤油」として買えるものは、ほとんどが日本式(酸分解)のものでした。いまさら何を言っているのか・・繰り返しになりますが、私が知っているかぎりだと、食堂などで使っている醤油はほぼ全てが日本式醤油です。

しかし、「無論理だから科学でツッコむのが難しい」にはちょっと笑ってしまいました。この件以外にも、反日関連ではいろいろ適用できそうです。

 

 

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