新型コロナ関連で、韓国が対応できる重患者病床の数が、残り10%だというニュースがありました。「あれ?もう9割使っている?」とちょっと妙だなと思って読んでみたら、どうやらかなり追い込まれているようです。
K防疫を国是のようにしている韓国ですから、「中身はこんなものか」な気がするのも事実です。でも、別に良い悪いではなく、世界どこの国も油断してはならない大事な側面ありましょう。気になって調べてみたら、重症患者に対応できる病床の数は日本のほうかK(格段に)上でした。
以下、ソウル経済の『確診者急増・・首都圏の重患者病床20しか残らず』という記事から部分引用してみます。
<<国内新型コロナウイルス感染症(コロナ19)新規確定者が6日に再び600人台を記録した中、首都圏には危・重症患者(重患者)病床は20しか残っていないことが分かった。中央災難安全対策本部は6日午前0時基準で、首都圏に使用可能な危・重症患者病床がソウル9個、京畿6個、仁川5個など20個とした。前日発表よりも3個以上減少した数値だ。
ソウル(185)、京畿(104)の重患者病床稼働率は、それぞれ95.1%、94.2%に達している。最近、首都圏の新規感染者が連日500〜600人台を記録し、危・重症患者の治療のための病床も急速に排出されているのだ(※個人的に、首都圏の場合、「450~500人」と書くべきじゃないかな、と思います)。
全国的に、一般重患者病床と新型コロナ患者専用重患者病床を合わせると、合計550個が。このうち、すぐ入院することができる病床は10%である55個だけである。人工呼吸器や人工心肺装置(ECMO)、高流量(high flow)酸素療法などが必要な危・重症患者が必要とする病床の90%がすでに使用中なのだ。大田・全北は各13個、忠南は12個、全南は4つのベッドを確保したが、すべての病床が使用中である。蔚山9個、済州6個、江原5個、釜山・大邱各4個、光州・忠清北道・慶北各2個、慶南1つの病床だけが残っている状態だ。
専門家は、危・重症患者の治療のための病床不足は、死者急増につながる可能性があると懸念している。キム・ウジュ高麗大学医学部教授は「重患者病床は、高度に熟練した労働力と最先端の設備などが必要なため、簡単に増やすことができないだけに、防疫システムでも重要な要素となる」とし「このままコロナ19流行が続く場合は、危・重症患者病状不足で適時に治療が受けられない患者が増え、死亡者が続出することもありえる」と警告した・・>>
読み終わって、しばらくボーッとモニターを見つめた後、「ええーーーっ!」と叫びたくなりました。これはもう少し大きく報道されてもいいのでは・・?
気になって日本の場合はどうなんだろう?と調べたら、単純比較でいいかどうかは分かりませんが、「重患者対応ベッド数は3478、11月25日時点で25%使用中」だそうです(NHKの特設サイトより)。
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