日本製鉄『基本条約で完全かつ最終的に解決済み』

昨日、温泉で寝ちゃったせいで随分と遅れてしまった更新で(すみません)、『今日0時から現金化が可能だ』ということをお伝えしました。いまのところ、それからの具体的な動きが出ているわけではありませんが、韓国KBSの記事に(日本でいうとNHKのような放送局です)と日本製鉄のインタビュー内容があったので、お伝えします。日本製鉄側は『完全かつ最終的に解決済み』と言い切っています。

 

<<・・売却執行命令の最初の段階は、債務者審問と株式価値評価です。債務者尋問は、売却手続きに異見があれば教えてほしいということで、海外の債務者についてはこの手順は省略することも出来ますが、日本との関係を考慮すると、裁判所はすべての手順をすべて踏む可能性が大きいでしょう。日本製鉄側が尋問を拒否した場合、裁判所は、売却公示を再送達します。

また、差し押さえされたPNR株式の価値を評価しなければならず、その過程にも時間がかかる見込みです。PNRが、裁判所が選任した鑑定人の協力要請に応じてないうえに、売却命令文についても日本製鉄は抗告、再抗告の手続きを踏んで、時間を稼ぐ可能性が大きいからです。

 

これに対して日本製鉄側はKBSとの通話で、「強制徴用問題は、1965年の韓日請求権協定で完全かつ最終的に解決されたものと理解する」とし「日韓政府間の外交交渉の状況を見守りながら適切に対応する」という立場を明らかにしました>>

 

昨日も書きましたが、文政府としてはこの『時間』を利用して日本側に「関係改善」を迫るはずです。そう考えると、時間稼ぎがしたいのは日本製鉄ではなく文政府かもしれません。被害者中心主義?そんなものは最初から名分です。

 

 

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