朝鮮日報「空気読もう。『1965年体制』を守るべきだ」

同じく、韓米関係に関する記事です。今回は朝鮮日報の記事で、「安易に『韓米日韓米日』とか言うけど、当時とは状況が違う。慰安婦合意を仲裁(?)したときにバイデン氏が用意した日米韓協議体も、いまでは完全に機能不全になっている。基本条約ちゃんと守れ」、という内容です。朝鮮日報とはいえ、韓国側の記事としては最後がかなり強烈です。以下、部分引用してみます。

 

<<・・(※バイデン氏が副大統領だった頃、日米韓3国協議体を作って積極的に介入していたことを書いた後)・・3カ国政策調整に効果的だったその協議会は、今はどうなっているのだろうか。トランプとムン・ジェイン政権が発足した2017年第7回ソウル会議を最後に、開催されることは無かった。

他はともかく、トランプは関心を示さなかったし、文在寅政権も中国・北朝鮮が問題視してくるという理由で、『積弊』扱いした。以後、韓米日3カ国協議は文在寅政府においては禁忌語になった。

 

文大統領周辺の人士は、最高裁徴用賠償判決に反発する日本を非難し、3カ国協議を避けた。昨年6月、慶応大学で文大統領の外交ブレーンで、有力な長官候補だった人物がした発言が、象徴的である。彼は日本人専門家の前で、「3カ国協力など反共に基づいた古いもので、魅力がない」という趣旨の発言をした。このような状況で、忙しいスケジュールを割いて韓・米・日の会議に出席していたバイデンが大統領となる。意欲的に3国協議体を主導したブリンカンは国務長官になる。このような変化の中、文大統領と参謀たちは何も感じることがないのだろうか・・

 

・・日本はすでに素早く動いている。菅義偉総理は三国協力に興味なかったトランプに密着していた杉山晋輔 駐米大使を交代させた。彼の後継者には、冨田浩司 在韓国大使を起用することにした。富田が日本の代表的な『米国通』なのが大きな理由だが、韓国大使としてのキャリアも考慮されたものと思われる。

北朝鮮の脅威を防ぎ、中国の属国になることを防ぐために、韓国が選べる道は多くない。請求権協定に基づく「1965年体制」の韓米日3角協力は、韓国が最貧国から世界10位圏内外の国となった物的土台であった。このシステムは、「自由大韓民国」を支える重要な要素として、50年以上もその効果が検証された。だからこそ、北朝鮮と中国が絶えず1965年体制に是非をかけてくるのではないだろうか。バイデン新政権が間違いなく求めてくるであろう韓米日の協力に、文在寅政府が躊躇した場合、少なくない破裂音が飛び散ることを覚悟しなければならないだろう>>

 

 

バイデン氏が日米韓を積極的に仲裁していた2015年(慰安婦合意などもそのためのものだったと言われています)。このときは、今と似ている点も、似てない点もあります。しかし、一つ確実なのは、2015年時点でバイデン氏が狙っていた結果と日米韓の現状は、あまりにも乖離している点です。

個人的に、日本は、バイデン氏に『あのときの慰安婦合意の結果を、自分の目で見てほしい』というふうに強くアピールすべきだと思っています。ドイツでのことも含めて。駐韓大使だった冨田浩司氏を駐米大使にしたのも、そういう流れのためだと思いたいところであります。バイデン氏は『日』でも『韓』でもありません。彼は『米』です。今回の朝鮮日報の記事も迂回的に指摘していますが、日米韓を妨害しているのは韓国であること。それをありのままに伝える外交が必要でしょう。

 

拙著<「反日」異常事態>が発売中です!ありがとうございます!

拙著のご紹介

以下、拙著の題の部分はアマゾンリンク(アソシエイト)になります。リンクされたページで電子書籍版もお選びいただけます。

・現在の最新刊は<「反日」異常事態(2020年9月2日発売)>です。いわゆるK防疫として表出された、韓国の反日思想の本性である『卑日(日本を見下す)』とその虚しさについて主に考察しました。本ブログの「反日 異常事態」紹介エントリーもぜひお読みください!

・<高文脈文化 日本の行間>は、私が日本で暮らしながら感じた『日本語』に関する本です。

・<なぜ韓国人は借りたお金を返さないのか>は、韓国社会の「借りたお金を返さない」心理と日韓関係の現状の類似点を考察した本となります。

他のシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。ありがとうございます。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください

・本ブログのコメント投稿、VPN・PROXYからはうまくいかない場合があります。リンクはhttpの「h」を消してください。

+120

© 2021 シンシアリーのブログ Powered by AFFINGER5