ちょっと意外なことに、親・文政府スタンスのJTBC(チェ・スンシル氏のタブレットを見つけた総合編成チャンネル)が、「首都圏の病院がマヒ寸前、治療が受けられない重患者が続出している」と報道しました。新型コロナは、韓国だけでなく「世界もー」事案ではありますが、K防疫を国是のように崇めて(?)いた韓国だけに、『結局、中身はこんなものか』とツッコみたくなるのもまた事実です。以下、JTBC『首都圏病院麻痺直前・・光熱妊婦、病院回って死産』から部分引用してみます。ソースページ、動画自動再生にご注意ください。
<<今、病床が不足し、重患者は苦しくても病院に行けない状態です。そして、一般の患者も適時に治療を受けることが出来ないでいます。熱が出るという理由で複数の病院を回り、赤ちゃんが死産した場合もありました。[記者]現在、京畿道で入院を待っている患者は280人です。今日(16日)から国軍大田病院(※忠清道)に1日20人ずつ患者を送ることにしました。これでなんとかなったとは言えません。首都圏(※ソウル、京畿道、仁川)の重患者病床は、152個のうち3個だけ残りました。京畿道は、もう病床がありません。新規重患者は、重患者室ではなく、普通の病床で治療を受けています。
【イム・スングァン/京畿道コロナ19緊急対策チーム共同団長:装備も人力も制限されているから、出来ることをやるだけです]
一時対策も出ました。ソウル市は、状態が好転した重患者を別に分類することにしました。「準・重患者治療病床」です。治療段階を分けて、重患者病床を、必要な患者のために取っておくというのです。まず、9つを作成します。コロナから回復したけど追加の治療が必要な患者のための「回復期専門病院」も作ることにしました。
【ソ・ジョンヒョプ/ソウル市長権限代行:感染者数が毎日増え、所定のソウルの病状も限界に達しています]
政府は最近、警察病院とイルサン病院など首都圏の公共病院の病床の一部をコロナ19重患者用に変えました。しかし、病室を明け渡すことになった新型コロナ以外の患者たちが大変なことになりました。
【退院要求を受けた入院患者の家族:(突然退院と言われても)養護老人ホームすら空きがなく、200人待機ですって。例え犬でもこんなふうに追い出すことはないと思います]
適時に治療が受けられない場合もあります。最近、京畿道では、妊婦が高熱のせいで大学病院分娩室の出入りを拒否されました。利用するには、コロナ検査が必要です。しかし、最初から受け入れてくれる応急室(集中治療室)が無く、3時間もいろんな病院を回りました。結局、赤ちゃんは死産となりました・・>>
こんな中、与党側ではワクチン確保が遅いという批判に対し、『K防疫があるから大丈夫だ』というスタンスです。この部分はマネートゥデーからです。
<<・・国会保健福祉委員会、共に民主党幹事のキム・ソンジュ議員は、『事実、ワクチンは最後に登場するものだ。個人の防疫と社会防疫に失敗した場合、最後の解決策としてワクチンを使うしかない。大韓民国は、米国と欧州とは異なり、防疫に成功した国だ』と強調した。
また『防疫を強化しなければならない緊急事態なのに、持ってもいないワクチンが解決法だと主張することは、私たちの警戒心を鈍くして、今までうまく維持してきた防疫を乱し、私たちの医療システムが耐えられない危機をもたらすだけだ』と指摘した・・>>。
どうやら、ワクチンが何なのかを根本的に間違えているようです。
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