文政府及び与党が、『なんで日本に屈従するのか』と叩かれています。特に、本ブログでも取り上げたことがありますが、ソ・フン大統領府安保室長が訪日を諦めたという話が再びピックアップされ、『文政府が日本と裏取引をしようとして、しかも失敗した』とも。もともと韓国の保守野党がやっているのは反日への批判ではなく、『政府への批判』ですから、反日なら反日で悪い、親日(親日でもなんでもないけど)なら親日と叩けば、野党としてはそれでいいでしょう。
本エントリーで紹介したのはそっちではなく、関連記事に書いてあった『日本内の対韓世論がかなり悪くなっている』という記述です。「知韓派でさえ、韓国と断交をしてもいいほど韓国が嫌いなったまで言う」、と。国民日報系列のネットメディア「クッキーニュース」の記事(元ソースは東亜日報系列の月刊誌『新東亜』ですが)から部分引用してみます。
<<ムン・ジェイン政府が支持の立場を正式に表明してきた最高裁の強制徴用判決に置いて、日本と裏取引まで試みたが、結果的に成果を上げられなかったことが知られた。政府の対日外交が問題視されている。先に日本の読売新聞は18日、韓国政府関係者の話を引用して、「ソ・フン国家安全保障室長が日帝強占期徴用問題をめぐる日韓の対立関係を解消し、菅義偉総理の年内訪韓を要請するために、先月下旬、日本訪問を計画したが、実行に移すことができなかった」と報じた・・
・・批判の声が高い。国会外交統一委員会で活動しているキム・ギヒョン国民の力議員は、大統領府が裏取引をしようとした情況が日本のマスコミを介して伝えられたし、「屈従的外交惨事」と酷評した・・・現実性のない大声を出してしながら国民を騙し、後ろでは国民の税金で日本と卑猥な裏取引をやっていた。詐欺師レベルだ。これこそ歴史歪曲であり、親日だと批判した。
外交専門家たちも問題を指摘した。日本の国民情緒上、感情的な対応ではなく、論理的なアプローチをしなされなければならなかったのに、感情対応をしたせいで嫌韓気流がいつもより強化された。これを解決しようとした政府は、またもやしっかりとした対応策や論理を用意できず、初心者の姿を見せた。
ある外交筋は、『新東亜』を通じて、「知韓派でさえ、韓国と断交をしてもいいほど韓国が嫌いになったと言う」と、日本国内の気流が深刻な水準だと伝えた。また、過去の歴史問題が経済と結びつき、嫌韓ムードが広がって、ムン・ジェイン政府が、日本が納得できるほどの選択肢を用意しない限り、関係の進展が難しいとの見通しを出した。
日本のマスコミも、強制徴用問題の最高裁判決関連、韓国政府が日本政府から収容することができる解決策や立場を提示しない限り、菅総理の訪韓や韓中日の首脳会議出席は難しいという観測を伝えた。しかし、外交部や韓国政府は、従来の立場を固守しており、関係改善は容易ではないと思われる>>
もともと反日というのが、『韓国は、韓国は日本を嫌って当然だけど、日本は韓国を嫌ってはいけないと思っている』という絶対的な一方通行を前提にしていますので。その一方通行を可能にするのは法律ではなく感情、韓国で言う「道徳」や「正義」の類でした。さすがに、日本側もそれにうんざりするようになった。それだけのことでしょう。なんか、「いまさら」な記事ばかり続いています。
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