韓国、病床不足で6人が入院待機中に死亡

病床不足が深刻化しつつある韓国ですが、今月に入って、6人が入院・転院待機中に亡くなったことが分かりました。ここでいう「転院」とは、すでに入院中の患者が、(療養病院などで感染、または症状が悪化したりして)他の病院の隔離病床が空くのを待っているうちに亡くなったという意味です。聯合ニュースによると、『入院待機中の死亡』に分類されるにも条件があるので、実際にはもっと多いのではないか、とのことです。『K防疫広報にだけ気を取られ、中身をおろそかにしていた』というツッコみ以外は、世界どこの国で起きても、すでに起きていてもおかしくない事態であります。以下、聯合ニュースの記事から部分引用してみます。

 

<<国内の新型コロナウイルス感染症(コロナ19)新規確診者(※感染者)急増に伴う病床不足により、入院または他の病院への転院を待機中に死亡する事例が相次いでいる。一部では「病状大乱」がすでに始まっているのではないかという懸念が出ている。

中央防疫対策本部は18日、説明資料を出して、1月の国内コロナ19流行開始以来、自宅で入院を待っている間に死亡した患者が3人、療養病院で隔離病床転院を待って死亡した患者が5人と発表した(※その8人のうち6人が、12月に亡くなりました)・・

 

・・政府の統計では、確診後、24時間以上待機したケースだけ「入院または転院待機中に死亡」として分類される。24時間以内に死亡した場合は含まれないので、病床不足のために死亡した実際の事例はもっと多いかもしれない。

チョン・ビョンチョル高麗大学予防医学教授は、聯合ニュースとの通話で、「大邱・慶北での1次大流行の時(※新興宗教「新天地」などを中心としたもの)も、病院に行けず死亡した人がいた」とし「首都圏も患者数が増え、入院が必要だが適時に入院できていない方が、大きく増え始めた」と憂慮した。チョン教授は、「治療の時期が遅れると死亡者が増えるしかない」とし「リスク要因がある患者は、(防疫当局の)スクリーニング(選別)を介して十分に管理されなければならない」と強調した。

重症患者だけでなく、一般的な無症状・軽症患者も、入院・入所できず、自宅で待機している事例が増えている。ソウル市はこの日、オンラインブリーフィングで、確診判定を受けても自宅待機中の患者が580人と発表した。過去15日と16日にそれぞれ確診された65歳の夫婦の場合、3~4人も待機している状況である>>

 

最後の部分は、流れからして、普通の自宅待機ではなく、「入院などの措置が必要なのに自宅待機するしかない」場合だと思われます。無理やり病床を増やすと言っても、重症患者の場合は相応の人力と装備が必要になります。それを急に備えることができるのか、というと・・どう考えても微妙です。

 

 

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