韓国、ベトナム(当日感染者2人)とタイ(0人)などでK防疫を広報

別に広報そのものがいけないという意味ではありませんが、K防疫の広報が妙なことになっています。最初から妙だった気もしますが。以下、中央日報の記事からさっさと引用します。

<<文化体育観光部傘下の海外文化広報院が、海外にK防疫を広報するために、8億ウォンを使ったことが確認された・・・主なターゲットは、新南方国10カ国で、5億ウォンが執行された。 10カ国とは、インドネシア、シンガポール、カンボジア、ラオス、ブルネイ、ベトナム、タイ(以上TV広告)とフィリピン、ミャンマー、マレーシア(以上 屋外媒体)などである。

 

それぞれの国にかかった予算は少なくは1300万円から多くて8400万ウォンまで多様だった。残りの3億ウォンはBBCとアリランTVを通じてその他の地域での広告映像に使用されている。

広告は、過去数十年の間に、韓国に人道的目的でマスクが送られてきたが、今は韓国が朝鮮戦争を助けてくれた国のために使い捨てマスクを分け合っているという内容と共に、韓国はコロナ19を制御した韓国式モデル(K防疫)を分かち合うことを希望しているというメッセージで構成されている。韓国のワーキングスルー方式のコロナ19画像診断なども出てくる。

これに対して、「国民の力」ベク・ジョンホン議員は、「政府がワクチン確保のために力を使うべき時に、K防疫を広報することだけに力を注いでいたことを示している」と批判した。

 

また、一日1000人近い確診者(※感染者)が発生、政府がワクチンの需給に困難を経験している現状況で、海外にK防疫を広報するという考えからして安易すぎるという批判を免れるのは難しいだろう。ある大学病院の関係者は、「現在、全国に病室と医療スタッフが不足しているし、病室が足りなくて亡くなる人も毎日のように発生しているのに、海外でK防疫の成功を分かち合いたいと広告するとはこれはどういう冗談だ」と述べた。

K防疫を広報した国の選択も適切ではないとの指摘が出ている。シンガポールは全国民が接種することができるワクチンを確保し、シェンロン首相が14日、対国民談話を通じて「今月末(ファイザー)ワクチンが到着する予定だ」と明らかにした。また、タイ、ベトナム、カンボジアなどは毎日確定者数が一桁の国である。韓国で869人の感染者が出てきた21日、ベトナム(人口9733万人・累積確定者1413人)は2人、タイ(人口6979万人、累積確定者4907人)は0人の感染者が発生した・・

 

・・このような指摘と関連、広報院側は「(東南アジア諸国に定めたのは、)特別な目的はなかった」と釈明した。政界では、大統領府が強調している新南方政策(※アジア各国との経済・交流関係強化)に呼応する成果を見せるために、東南アジア諸国を選択したのではないかという話も出ている>>

 

政府の政策に合わせたという指摘もそうですが、すでに欧米などでは、K防疫のイメージが悪くなっているから、広報の意味が無いと判断したのではないでしょうか。それに、新南方政策がどうとか言っているけど、所詮はそれらの国を見下している韓国。「ベトナムやタイなど、韓国に憧れて、すぐにでもK防疫を受け入れるだろう」と思ったのかもしれません。感染者数などまったく考えずに。

 

 

 

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