韓国紙『駐韓日本大使、しばらく空席になる可能性・・カン・チャンイル内定者のアグレマンとの関連性はあるのか』

ハンギョレ新聞が、駐韓日本大使がしばらく空席になる可能性と、それがカン・チャンイル駐日韓国大使内定者の件と関連しているのではないか、とする記事を載せました。現・駐韓日本大使である冨田浩司氏が駐米日本大使となり、同じ日(25日)の閣議で新しい駐韓大使に相星孝一氏が辞令される予定でしたが、明らかにされていない何かの理由で、相星氏の大使任命(辞令)が行われなかった、とのことです。以下、ハンギョレ新聞の記事から部分引用してみます。

 

<<・・予想とは異なり、(※25日の閣議では)相星氏の駐韓大使への任命(異任辞令)が行われず、駐韓日本大使はしばらく空席になった。25日の閣議では、冨田大使の人事と共に、相星韓国大使内定者の人事も行われる見込みだった。どういう理由で決定が保留になったのかは、確認できていない。日本政府の消息筋は、同日、相星大使の辞令が出なかった理由は「まだその時期ではない、という意味だ」と述べた。

これに先立ち、日本側は、カン・チャンイル氏が韓国の次期駐日大使に内定されたことに対し、自民党強硬派を中心に強く反発したという。 カン次期駐日大使のアグレマン(外交使節に対する事前同意)において、異常気流が作られているという一部メディアの報道もあったが、大統領府は「事実無根」と否定した。

今のところ、両国ともに、相手国が申請した次期大使内定者のアグレマンにおいて、大きな問題は無いとしている。しかし、駐韓日本大使が空席のまま期間が過ぎたり、カン氏の駐日大使赴任が遅れた場合は、ただでさえ思わしくない韓日関係に、悪影響を及ぼす可能性がある>>

 

 

普通、大使内定者は相手国からアグレマンを得てから発表します。だから日本が韓国側のアグレマン無しに相星氏を韓国大使に内定したとは、ちょっと思えません。

以下、推測にすぎませんが・・日本がカン氏のアグレマンをなかなか出さずにいるから、韓国が対抗して、相星氏に出したアグレマンを取り消した、または保留とした・・だから日本は相星氏を大使にしなかった。そんな裏もあったかもしれません。どうであれ、日本はまだカン氏に対するアグレマンを出していないし、駐韓日本大使も空席になる選択をしました。韓国としては、かなり気まずい展開ではないでしょうか。

 

 

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