いまだ「謝罪が友好に繋がる」を主張するのか

朝のエントリーの関連内容(主権免除関連)を探していたら偶然たどり着いた記事ですが、日本の慶応大学政治学教授が『侵略、加害を認めて友好を強くした過去のような決断が必要だ』と主張する内容がありました。まだこんなことを主張しているのか・・と、脱力してしまいます。以下、ファイナンシャルニュースの記事から部分引用してみます。またサンフランシスコ~な内容もありますが、本エントリーの本題はその後の部分となります。

 

<<韓日両国は、強制徴用問題のせいで未来の関係設定が出来ないでいる。米国バイデン政権が新たに発足すると韓・米・日3各協力を強化するための新しい解決策の構想に出ると思われる。しかしながら、仲介の役割が期待されるバイデン政権も、韓日米同盟とは別に、韓日間の強制徴用問題には、直接介入できないとの見通しだ。

日本の代表的韓半島問題専門家である西野純也 日本慶応大学教授(現代韓国研究センター長)は、東京慶応大三田キャンパスで「バイデン時代、朝鮮半島情勢と北朝鮮の核の解決策」について、最近ファイナンシャルニュースと新年インタビューでこのように明らかにした。

西野教授は「(徴用問題は)米国のサンフランシスコ体制(講和条約)に関連付けられた問題である。その秩序を設計して作成された、米国が本質的な部分に手を待って容易ではないだろう」と予想した・・

 

・・(※ファイナンシャルニュースの質問)韓日関係改善のために、米国の圧力は

(※西野教授の答弁)米国は韓日関係の改善自体には圧力をかけるだろうけど、徴用解法に関する二国間の具体的妥結方式までは介入しないだろう。韓国は「正義」の観点から見ているが、アメリカにおいてこの問題は、サンフランシスコ体制(講和条約)に関連付けられた問題だ。その秩序を設計、作成し米国が、果たして本質的な部分に手を出すだろうか。容易ではないとみなす。

 

紛争の時期、両国のリーダーシップを考えるなら

1980年代、中曽根康弘元総理は、全体を見渡す、いわゆる大局観とバランス感覚があった。当時新冷戦という情勢の下、より大きな視点で韓日戦略協力を優先した。また、過去の日本の過ちを侵略戦争とし、韓国に対して友好的アプローチを取った。そのようなリーダーの感覚と認識、決断と行動が、韓日関係を進展させる大きな力になった。

ところが今、この時代、両国の指導者がそのような考えと感覚を発揮しているかどうか、もう一度考えてみる必要がある。これ以上の悪化を防ぐため、両国の指導者の意志と決断が必要である>>

 

 

元徴用工問題と「サンフランシスコ体制」を繋げる意見までは分かりますが、それ以外、『私が悪いと言ってやりましょう』な主張については、イマサラ感が半端ありません。

教授は『今の時代にはそれが出来ないでいる』としていますが、『今の時代』だからこそ、そのやり方は意味が無いと言い切れるでしょう。なぜなら、やってみて無駄だと分かったのが『今の時代』だからです。そもそも、『両国』の指導者が~としている時点で、韓国からもこのような意見は絶対に受け入れられないでしょうけど。

 

 

 

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