北「主敵である米国を屈服させる」→韓国与党代表「北朝鮮が対話を強調した」

北朝鮮が「事業総和」や「8次党大会」で、相次いで『国防力強化』を強調しました。核ミサイルを発射できる潜水艦について言及したり、党大会では「核武力」を繰り返し強調し、しばらく使わなかった「主敵」という表現で「主敵・米国を制圧し、屈服させる」とも話しました。

韓国に対しては「南が(南北首脳会談のときの)合意事項を履行するなら、そのやった分だけ応じてやる」「南のやり次第では、3年前の春の日に戻ることもできるだろう」としました。言い換えれば、いままで韓国は何も履行していないという意味になります。具体的に言及された韓国への不満事項は、(米国からの)武器購入や、韓米軍事訓練などです。

 

一角では「国防力を強調することで、米国に恐怖心を与え米国内の『制裁緩和派』を動かすためのもの」という分析もあるし、国防力(核兵器開発)以外に自慢できる実績が無かった、すなわち『北朝鮮内部への発表にすぎない』という分析も出ています。

 

・・ですが、韓国政府や与党側は、どうやらこの北朝鮮の動きが「北朝鮮が対話を求めている」に見えたようです。さっそく与党代表が『これは対話を強調したものだ』とし、統一部が『南北合意の履行のための韓国の意志は確固たるものだ』と声明を発表しました。ここからは引用してみます。

 

<<イ・ナギョン共に民主党代表は10日、北朝鮮党大会と関連し、「北朝鮮は対話に重点を置いているようだ」と評価した。イ代表はこの日、自分のソーシャルネットワークサービス(SNS)を介して、「北朝鮮の党大会がほぼ終わった」とし「今回北朝鮮は、米国の対北朝鮮敵視政策の撤回を要求した」と説明した。それとともに「私たちには、今後の南北関係が南側の態度にかかっているとした」、「特に北朝鮮は、今後5年間の経済発展を最優先に推進ことを明らかにした」と述べた。続いて「北朝鮮は米国バイデン政権発足を控え戦略挑発をしなかった」と言及し、対話に比重を置いていると解釈した・・(ソウル経済>>

 

 

いや、どの情報ソースからも、もっとも強調されたのは『国防力』だったとなっていますが・・これのどこが対話に重みをおいたものでしょうか。繰り返しなりますが、これは韓国が南北合意事項を全然履行していないという意味でしかありません。対北ビラ禁止法についても、これといった言及はありませんでした。

 

統一部もまた、『韓国の南北合意履行の意志は確固たるものだ』とスポークスマンが声明を出しました。

<<・・ヨ・サンギ統一部スポークスマンは論評を通じて「韓半島の非核化と平和定着、南北関係の発展を追求していくという政府の立場は一貫している」、「南北合意を履行する私たちの意志は確固たるものだ」と強調した。ヨ スポークスマンは、「アメリカの新政権発足は米朝関係の改善に良い機会になれる。北米関係が早期に再開されることを期待している」とも述べた。

北朝鮮メディアが今月5〜7日に行われたキム・ジョンウン委員長の事業総和報告をまとめて、9日に報じ、それからわずか5時間後に韓国政府の公式反応が出てきたのだ。金委員長は「対南」と呼びながら南北関係分野の党大会報告で、韓国の武器増強と韓米連合訓練を非難しながらも、「南朝鮮当局の態度次第で近いうちに北南関係が再び3年前の春のように新しい出発点に戻ることができるだろう」とした。

ただし、キム委員長は敵対行為の停止と既存の南北合意履行などを南北関係の改善の前提条件として掲げた。この日、統一部スポークスマンの論評は、北朝鮮の注文に政府が合意履行の意志を表明したものとなる・・(中央日報>>

 

確か、3月に韓米軍事訓練があるはずです。文政府、『コロナのせい』と書いて『合意履行』と読み、訓練を適当に拒否または大幅に縮小するのではないか・・そんな予想もできます。バイデン政府初の同盟軍事訓練になるという点でも、気になります。

 

 

 

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