韓国マスコミ、「ラムザイヤー教授の論文は『河野談話』と違う」を積極的に強調

やっとのこと、大手マスコミもマーク・ラムザイヤー教授の論文を報道しています。すべての報道に共通しているのは「日本右翼の証拠にされる恐れがある」「慰安婦の証言と違う」「日本で勲章を受けた人だ」、そして「河野談話に反する」です。本エントリーではKBS(日本で言うとNHKのような立場の放送局)の報道など、いくつかの記事を引用してみます。

 

<<(※論文の紹介と概要は昨日のエントリーと重複し、新しい内容も無いので省略します)・・ラムザイヤーが論文で明らかにした見解は、日本軍慰安婦被害者の証言、日本軍慰安婦問題に関する日本政府の公式見解の一つである「河野談話」とも相反するという指摘も出てきます。日本の法と法経済学などの権威であるラムザイヤー教授は2018年、日本政府の勲章である旭日章の6つのうち3番目の旭日中綬章を受賞しています>>

 

こちらはYTNです。<<・・ラムザイヤーが論文で明らかにした見解は、日本軍慰安婦被害者の証言、日本軍慰安婦問題に関する日本政府の公式見解の一つである「河野談話」とも相反しています。ラムザイヤーは幼年期を日本で過ごし、2018年には日本政府の勲章である「旭日章」の6つのうち3番目である「旭日中綬章」を受けました・・>>

 

 

ハンギョレ新聞です<<・・ラムザイヤー教授のこのような主張は、日本政府の公式見解であり、慰安婦動員の過程の強制性と日本軍の介入を認めた「河野談話」(1993年)とも相反する。河野談話は、「慰安婦の募集については、軍の要請を受けた業者が主として務めたが、その場合でも、甘言、強圧による等、本人たちの意思に反して募集された事例が多かった。さらに官憲等が直接これに加担したこともあると明らかになった。また、慰安所での生活は、強制的な状況下で悲惨なものだった」と書かれている・・>>

 

聯合ニュースです。<<・・ラムザイヤー教授が論文で明らかにした見解は、日本軍慰安婦被害者の証言、日本軍慰安婦問題に関する日本政府の公式見解の一つである「河野談話」とも相反する。日本軍慰安婦賠償やドイツのベルリン少女像(※慰安婦像)設置永続化などで慰安婦問題をめぐる韓日の対立が激化する中、日本の右翼勢力は、ラムザイヤーの論文を掲げ、日本の加害行為を隠蔽・希釈しようとするものと思われる>>

 

大手からの報道がなかなか無かったのでスルーする気かな・・とも思いましたが、その間に何かのマニュアルでも出回ったのか、約束でもしたようにほぼすべてのマスコミが『河野談話』大合唱です。韓国側の資料提示は無く、「証言」の話しか出てこないのが、いかにも韓国的です。

 

 

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